人は「お蔭様で生きている」
感謝して生きていく。
人間、年を取ってくると「他人様や、子供たちに迷惑をかけないであの世に行きたい」と思うようである。
それはそれで立派な考えだし、心に張りができていいのかもしれない。
でもね~、それで疲れる人はいないだろうか?
ここで少し考えてみてはどうだろうか。自分は他人が困っていたら、助けてあげなかっただろうか。
また、困ったときに、知り合いに助けてもらってはいないだろうか。
宇宙は「こだまの法則」が生きている。
自分が助けたら助けられる。
人間はしょせん一人では生きていけないものである。
「いや私はだれにも助けてもらわずに、立派に生きてきた。」
という人が言うかもしれない。
しかし、生きていくためには何かしら食べ物を食べずには生きていけない。
米や野菜、肉その他、自分以外の尊い生命をいただいて今の自分があるのである。
またそれらを作り育てて、人々の元に届けている人がいる。
したがっていろんなものや、人のお蔭様で生きているのである。
換言すれば生かされているのである。
この地球さえも絶妙なバランスの下に現在の位置にある。
今バランスが崩れたらどうだろう。(今や破壊されつつあるが・・・)
今自分が生きていることは有り難いことである。
このように考えてみると「人に迷惑をかけて生きていてもいいんです」
自分も世の中に少しでも貢献していればそうかたくなに「人様に一切迷惑はかけられない」と思う必要はないと思う。
意識的に迷惑をかけてはいけないが、少々のことは「ごめんなさい」で生きていってみてはどうでしょうか。
少しは気が楽になったのではないでしょうか?
背中の荷物を軽くして、残りの人生を生きていきましょう。
毎日を感謝して生きていればもうそれでいいと思いましょう。
感謝カンゲキ雨嵐~。
今年も草花に冷たい露が宿る「寒露」の季節が巡ってきました。
ずいぶん気温が下がり冬到来のようです。
皆さんご自愛ください。