5月28日は在原業平の忌日、ブッダの言葉「欲しくて欲しくてたまらない相手を作らない」
『名にし負わば いざ言問はむ都鳥わが思う人はありやなしやと』
とにかく六歌仙の一人だけに、好い歌はたくさんある。華麗な表現力しては百人一首の「千早振る」はうまい。
座難の代表で、天皇の孫、まともにしていれば大臣間違いなしなのに恋愛至上主義者であった。
特に二条の后「高子」という清和天皇の女御との恋はまずかったのだろう。出世が遅かった。
辞世の句「ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思わざりしを」
死を静かに受け入れている。
以上は 大橋巨泉著 366日命の言葉 より一部抜粋
☆彡5月28日 今日の一言 ブッダの言葉
☆彡求めない
『欲しくて欲しくてたまらない相手を作らない』
欲しくて欲しくてたまらない相手を作らない様に。
欲しくて欲しくてたまらない相手が君の思い通りにならないとき。
とりわけ、その相手をいつか君が失わなければならぬとき。
その時、君の心には激痛が走るだろうから。
その「ホシイヨ、ホシイヨ」と求めてばかりの呪いから時はなれたなら、
君の心は何にも縛られず、自由となる。
法句経211より
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