無量の母のような慈しみの心
釈尊曰く
「一切の生きとし生けるものに対してもね無量の母のような慈しみの心を起こすべし。
全世界に対して無量の母のような慈しみの心を起こすべし。
上に下にまた横に障害なく怨みなく、敵意なき慈しみを行うべし。
立ちつつも、歩みつつも、座しつつも付しつつも眠らないでいる限りはこの慈しみの心
をしっかり保て。
汚れのない心で一つの生き物を慈しむならばそれによって善が生じる。
生きとし生けるものすべて、心で慈しむならば多くの功徳を積むことになる。
私たち平凡な人間が身を慎み心を慎み、落ち着いて不安なく静かに生きれば、
いつも慈しみの心を抱き静かな語らいと、毎日の安らいだ気持ちの中で人生を送ること
ができるようになる。」