終活・生活・再生日記 「夢幻」

生と死と再生&感謝、祈り・絆、縁日、雑感等についてお知らせしています。

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4月28日今日のブッダの教え「堕落する安易な道を選ぶなかれ」&毎月28日は➀大日如来②不動明王➂鬼子母神➃三宝荒神➄兵主大明神➅北野天神の縁日

☆彡今日のブッダの教え一日一話

◆堕落する安易な道を選ぶなかれ

恥を知らずに他人を困らせる人。

餌を食い散らかすカラスの様に厚かましい人。

我を通そうとする横暴な人。

心はちっぽけなのに、まるで王様の様に偉そうにする人。

「何様のつもりですか?」と言いたくなる程生意気な人。

彼らは、自分の心を向上させようとする道のりを捨てた人である。

堕落しつつ、苦しみを増やしていくという安易な道を選んだのだから。

 

法句経244

 

以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

 

超訳 ブッダの言葉

超訳 ブッダの言葉

 

 

 

 

毎月28日は➀大日如来不動明王鬼子母神三宝荒神➄兵主大明神➅北野天神の縁日です。

大日如来 だいにちにょらい 金剛界
十三仏の13回忌導師。三十日秘仏の二十八日仏。
如来ですが、例外的に装飾品をたくさん付けています。
大日如来金剛界胎蔵界の二種類があります。図は金剛界大日如来です。胎蔵界大日如来は手の位置と形(印相)が違います。金剛界は智拳印、胎蔵界は法界定印です。
大日如来の名は意味を訳した名前で、音写は摩訶毘廬遮那如来まかびるしゃなにょらいです。毘廬遮那は光り輝く太陽を意味しますので、遍照如来と訳す場合もあります。
初期の仏教では、転輪聖王てんりんじょうおうや阿修羅あしゅら族の王としてお経の中に登場します。
●五大如来金剛界五仏
中央大日如来/東阿閃如来/南宝生如来/西阿弥陀如来/北不空成就仏
胎蔵界五仏
中央大日如来東宝如来/南開敷華王如来/西無量寿如来/北天鼓雷音如来

不動明王の縁日
※日本では密教の隆盛とともに信仰を集める様になりました。
1月28日は「初不動」で、この初不動で焚く護摩を初護摩といいます。
不動明王大日如来の化身で、いっさいの悪魔・煩悩を降伏させんが為に、忿怒の相を化現したといわれる五大明王の主尊です。
堅固で不動の菩提心の威力によって、種々の煩悩・障害を焼き払い、悪魔や迷いのすべてを抑さえ静め、菩提を成就させ、長寿を得させるといわれ、
また、如来の使者として真言行者を護持するといわれます。
その像は、顔は怒りの相を現し、目を怒らせ、両牙を咬みみ、右手に降魔の剣を、左手に縛のなわ(窮索)を持ち、火炎光背を背にして、岩石の上に座る姿です。
延暦寺明王堂」、「千葉県成田山」、東京・目黒「深川の不動尊」、大阪天満天神のそばの「不動尊」などが有名です。
●『納め不動』 :
毎月28日は「不動明王の縁日」で、年内最後の縁日を「納め不動」といいます。

鬼子母神の縁日 :
「鬼子母(きしぼ)神」は仏教諸神の一つです。
※「鬼子母」は、500人(一説に千人又は一万人)の子の母でありながら性質邪悪で、常に人の子を捕えて食べて仕舞う為、仏は彼女が最も愛していた末子、愛好をを隠して戒め、仏教に帰依させたといわれます。
以後、求児・安産・幼児保育など(時として盗難除の守護)の祈願を叶える「仏法の護法神」となり信仰されています。
その像は、天衣瓔珞をつけ、子供を一人懐に抱いて、右手に吉祥果(ざくろ)を持ちます。
ざくろは人肉に似た味がするといわれます。
東京・入谷の「おそれいりやの鬼子母神」が有名です。

三宝荒神の縁日
三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)」は、関東ではあまり知られていませんが、日本特有の神・仏教における信仰対象の一つです。
神道では「道祖神」、「奥津彦命(おきつひこのみこと)」、「奥津姫命(おきつひめのみこと)」を荒神として祀っています。
仏教では「仏・法・僧の三宝」(仏法ならびに「伽藍(がらん)・僧侶が集まり修行する清浄な場所」)を守護し、不浄を「厭離(おんり)」すると言われますが諸説があり、「歓喜天と同体とする」説、弘法大師三宝荒神の本地は「文殊菩薩」とし、日蓮聖人は御義口伝(おんぎくでん)に、「鬼子母神の眷属十羅刹女なり」とあり、「飢渇の神」、「貪欲の神」、「障礙の神」としています。
日蓮宗では「普賢三宝荒神」としてお祀りします。
いずれにせよ、悪人を罰し、善人をたすける神で、我々の生活に密接な関係のある非常に重要な神です。
その像は、「三面六臂(八面八臂もあり)」の忿怒像で、右手に「独鈷(どっこ)」、「蓮華」、「宝塔」を、左手に「鈴」、「宝珠」、「羯磨杵(かつましょ)」を持ちます。
有名なところでは、曹洞宗大本山總持寺」で、伽藍神として「三宝荒神」をお祀りしています。 

➄兵主大明神 兵主大社
兵主大社(ひょうずたいしゃ)は、滋賀県野洲市にある神社である。式内社名神大社)で、旧社格は県社。正式名称は兵主神社であるが、普段は「兵主大社」を称している。
八千矛神(やちほこのかみ)(大国主神)を主祭神とし、手名椎神・足名椎神を配祀する。
「兵主」の神を祀る神社は日本全国に約50社あり、延喜式神名帳には19社記載されているが、その中で名神大社は当社と大和国穴師坐兵主神社壱岐国兵主神社のみである。
奈良時代(717年)に創建されたといわれ祭神は八千矛之神。この神は大津市日吉大社から亀に乗って琵琶湖を渡り、鹿に乗って神社に来られたといわれています。境内の鳥居と楼門は足利尊氏が寄進したといわれ数々の社宝が残っています。また、社殿南側に広がる庭園は平安時代のもので、回遊式で苔や紅葉などが大変美しく国の名勝に指定されています。毎年、紅葉の時期(11月中旬頃)には庭園ライトアップが行われます。
兵主大社は、出世開運・金運福徳の神として信仰を集めています。

➅北野天神(十一面観音)京都北野天満宮
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は、京都市上京区にある神社。旧称は北野神社。二十二社(下八社)の一社。旧社格官幣中社で、現在は神社本庁別表神社。神紋は「星梅鉢紋」。
主祭神 菅原道真
通称として天神さん・北野さんとも呼ばれる。福岡県太宰府市太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、当社から全国各地に勧請が行われている。近年は学問の神として多くの受験生らの信仰を集めている。
北野天満宮は、太宰府天満宮と共に全国1万社以上ある天満宮の総社的地位にあります。北野天満宮には、学問の神様菅原道真が祀られており、毎年たくさんの学生が参拝に訪れる。
京都でも屈指の梅の名所で、約2万坪に50種約2000本の梅木が植えられています。青梅は6月に採取され大福梅(おおふくうめ)として授与されます。本殿前には、左遷された菅原道真を追って太宰府まで飛んだという「飛梅伝説」がある紅和魂梅が咲く。
菅原道真の誕生日が845年6月25日、大宰府へ左遷の宣命されたのが901年1月25日、大宰府で死去したのが903年2月25日と「25日」に縁がある事から、毎月25日は「天神さん」の名で知られる縁日が行われます。当日は、境内に露天が所狭しと立ち並び多くの人が訪れる。特に1月の初天神、12月の終い天神はいつもより多くの人で賑わいます。
北野天満宮節分祭(2月3日)では、茂山千五郎社中による追儺狂言上七軒歌舞会の舞妓さん芸子さんによる日本舞踊が奉納されます。2月25日、神前に菅原道真が好んだ梅花をお供えしお慰めするお祭梅花祭が行われ、上七軒から来られた舞妓さん芸妓さんにお抹茶を入れていただけます。
2007年からもみじ苑が公開されオススメの紅葉名所です。もみじ苑では、御土居(おどい)の一部を見ることができます。北野天満宮の東には有名な花街上七軒があります。
北野天満宮のご利益
【学業成就】
祭神である菅原道真公は、優秀な文人であったことから学問の神として慕われ、受験シーズンには合格祈願に訪れる学生で境内は賑わいます。北野天満宮の境内にはたくさんの牛の像(「なで牛」)が見られますが、牛は天神さんのお使いといわれ、この牛の頭をなでると頭がよくなるといわれています。
北野天満宮のご利益どころ
【大黒天の燈籠】
三光門を出て左側に、大黒さまが彫られた石燈籠があります。この大黒さまの口(頬の穴?)に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれています。たくさんの方がチャレンジされたのか、穴は磨り減ってしまっています。壊さないように注意しながらお試しください。
【伴氏社】
祭神は、菅原道真公の母君。暖かい愛情と厳しいまなざしをもって道真公を育てたといわれる道真公の母君を祀る伴氏社は、子供の成長と学業成就を守護するご神徳があるといわれ、子供の健やかな成長を願うお母さま方の厚い信仰を集める社です。
【文子天満宮
菅原道真公は失意の中で大宰府で生涯を閉じましたが、その後京の都は疫病などの災厄が流行、道真公のたたりであると人々は恐れました。
942年(天慶5)、右近七条坊に住む多治比文子という娘に道真公の神霊より、「わが魂を右近馬場に祭れ」とのお告げがありました。文子にはとても右近馬場にお社を建てる力がなかったので、とりあえず自宅に小さな祠を建て、道真公の御霊をお祀りしました。これが文子天満宮であり、北野天満宮の発祥といわれています。
文子天満宮には、道真公が祀られ、入試・学徳成就のご利益があるといわれています。
地主神社
北野天満宮創建以前よりこの地に鎮座する、境内で最も古い神社。主祭神天神地祇は、日本国内六十余国に祀られたすべての神々のことで、相殿の3人の皇子はいずれも道真公の血縁やゆかりの深い方々です。招福、交通安全、諸願成就のご神徳を授けていただけます。


小池龍之介のプロフィール

小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。


人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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4月27日ブッダの教え「心穏やかな日々」&毎月27日は➀廬遮那仏➁三上大明神➂鹿嶋大明神の縁日

☆彡今日のブッダの教え 一日一話

☆幸せを知る


◆心穏やかな日々の理由

 

ほかならぬ自分によって自分を励まし、自分によって自分を諫める。

 

そのように、自分によって自分を守り、

 

自分の内側を見つめていけば、君はいつだって心穏やかな日々を送る。

 

法句経379


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

 

超訳 ブッダの言葉

超訳 ブッダの言葉

 

 


毎月27日は➀廬遮那仏➁三上大明神➂鹿嶋大明神の縁日です。

➀廬遮那仏 るしゃなぶつ
三十日秘仏の二十七日仏。
盧舎那仏とも書きます。光明遍照こうみょうへんじょうともいいます。太陽を意味します。
大日如来やお釈迦様と同じようなことなのですが、微妙な解釈の違いがあります。
毘盧舎那如来(びるしゃなにょらい)とは?
 盧舎那仏(るしゃなぶつ)とも呼ばれます。毘盧舎那とは太陽の意味であり、宇宙の中心から太陽のように照らし続けます。
 釈迦は心理を悟りそれを仏法として人々に伝えました。その心理そのものが毘盧舎那如来です。毘盧舎那如来がいなければ釈迦は心理を悟ることは出来ず、釈迦がいなければ仏法は人々に伝わらなかったといいます。毘盧舎那如来法身仏(ほっしんぶつ)の代表的な存在です。法身仏とは、仏教の教えそのものを神格化した仏のことです。
台座は1000の連弁をもち、そのそれぞれが100億の世界を持っているとされています。そして毘盧舎那は1000の釈迦仏を化現し、そのそれぞれがまた100億の釈迦仏を現して世界を説法するとされています。このように仏の智恵のはかり知れない大きさを象徴し、十方諸仏を包括し、広大な仏教世界の中心に君臨する如来が毘盧舎那です。
ご利益として 現世安穏、所願成就などのご利益があります。
毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)は、大乗仏教における仏の1つ。
史実の人物としてのゴータマ・シッダールタを超えた宇宙仏(法身仏)。宇宙の真理を全ての人に照らし、悟りに導く仏。毘盧遮那仏については、『華厳経』に詳しく説かれている。
 毘盧遮那仏は完成当初、約16mだったが戦乱などで被害を受け、作り直された結果、現在は座高が16.2m、顔の長さが4.8mになっている。
大乗仏教で、蓮華蔵(れんげぞう)世界に住し、その身は法界に遍満し、身光・智光の大光明で全宇宙を照らす仏。真言宗では大日如来天台宗では法身仏、華厳宗では報身仏をさす。盧舎那仏。遮那仏。毘盧遮那。
密教
真言宗などの密教における「摩訶毘盧遮那仏」(大毘盧遮那仏、Mahāvairocana(マハー・ヴァイローチャナ))は、大日如来と呼ばれ、成立の起源を、ゾロアスター教の善の最高神アフラ・マズダーに求める学説がある。
仏像では、聖武天皇の発願により造られた東大寺盧舎那仏像奈良の大仏東大寺大仏)が有名。
同様に、鑑真が開創した唐招提寺金堂の中尊も、天平時代の脱乾漆像として有名であり、鑑真が中国からもたらした盛唐様式の作風を伝える彫刻として貴重な存在である。その他、福岡戒壇院の本尊が著名である。 尊名に於いて舎と遮の使い分けであるが、華厳経では毘盧舎那仏(舎)であり、大日経では毘盧遮那仏(遮)と記述されている様である。
➁三上大明神 御上神社
御上神社(みかみじんじゃ)は、滋賀県野洲市三上にある神社。式内社名神大社)、旧社格官幣中社で、現在は神社本庁別表神社。所在地 滋賀県野洲市三上838
概要
琵琶湖南岸、「近江富士」の別名もある三上山(標高432メートル)の山麓に鎮座し、三上山を神体山として祀る神社である。三上山は藤原秀郷(俵藤太)のムカデ退治伝説でも知られる。
境内には国宝の本殿のほか、拝殿・楼門・摂社若宮神社(いずれも国の重要文化財)を始めとする社殿が残る。また、国の重要文化財指定の木造狛犬京都国立博物館寄託)を伝えるほか、秋季古例祭(ずいき祭り)は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
祭神
祭神は次の1柱。
天之御影命(あめのみかげのみこと)
天津彦根命の子(天照大神の孫)。鍛冶の神である天目一箇神と同一神とされ、日本第二の忌火の神とされる。
  交通安全 車の安全のお祓い
  厄  除 厄年のお祓い
  災 難 除 厄年には当たらない方で、良くない事が続く方のお祓い
  安  産 母体の健康と無事出産、又腹帯のお祓い
  家内安全 ご家族皆様の無事
  病気平癒 病気の回復・手術の成功
  念願成就 心に思う様々な願い事の成就
  事業繁栄 会社の事業、商業の益々の発展を祈願する
  商業繁栄        ”
  業務安全 業務が無事遂行されます様祈願する
ずいき祭り
10月14日に行われる秋季古例祭は、「ずいき祭り」と通称される。古くは「若宮殿相撲御神事」と呼ばれていたという。
秋の収穫感謝と子孫繁栄を祈念する祭りで、鎌倉時代以前に始まったとされる。ずいきで作った神輿(ずいき神輿)が5基奉納されるほか、芝原式として子供相撲が奉納される。中世の宮座の祭祀組織や神事を伝えていることから、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
➂鹿嶋大明神(十一面観音)茨城鹿島神宮
鹿島神宮(かしまじんぐう、鹿嶋神宮)は、茨城県鹿嶋市宮中にある神社。式内社名神大社)、常陸国一宮。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
全国にある鹿島神社の総本社。千葉県香取市香取神宮茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社。また、宮中の四方拝で遥拝される一社である。
概要
茨城県南東部、北浦と鹿島灘に挟まれた鹿島台地上に鎮座する。古くは『常陸国風土記』に鎮座が確認される東国随一の古社であり、日本神話で大国主の国譲りの際に活躍する武甕槌神(建御雷神、タケミカヅチ)を祭神とすることで知られる。
古代には朝廷から蝦夷の平定神として、また藤原氏から氏神として崇敬された。その神威は中世に武家の世に移って以後も続き、歴代の武家政権からは武神として崇敬された。現在も武道では篤く信仰される神社である。
文化財のうちでは、「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」と称される長大な直刀が国宝に指定されている。また境内が国の史跡に、本殿・拝殿・楼門など社殿7棟が国の重要文化財に指定されているほか、多くの文化財を現在に伝えている。鹿を神使とすることでも知られる。
鹿島神宮は、下総国一宮の香取神宮(千葉県香取市、位置)と古来深い関係にあり、「鹿島・香取」と並び称される一対の存在にある。
鹿島神宮は「すべての始まりの地」として、人生の転換期や新たな門出に、行先を邪魔するものを祓うというパワーを持つ場所なのです!
・勝負運
勝利の神ともされる武甕槌のご神気によって、勝負事や困難に打ち勝つことができます。
・決断力
物事を決断する際の迷いを断つだけではなく、その後の道を強い意志を持って進んで行くことができるようになります。
・行動力
決断をしたら、次に行動!道を突き進んでいく最中の、邪魔ものや困難でさえも跳ね除ける強いパワーを得られます。
・統率力
他人を導いて物事を変革する力だけでなく、他人と交渉する力を得ることができます。独立して企業を興したい方や、組織などを束ねているリーダーポジションの方には嬉しいご利益ですね!
・厄除け
最後がこちら、厄除け。邪魔ものだけでなく目には見えない魔や悪運、悪縁といった厄を祓ってくれます。
ご利益 開運招福。旅行安全。商売繁盛。
祭神は次の1柱。
武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ[6]/たけみかづちのおおかみ)
古事記』では「建御雷神」、『日本書紀』では「武甕槌神」と表記される。
別名を「建布都神(たけふつのかみ)」や「豊布都神(とよふつのかみ)」
鹿島神宮には「七不思議」と呼ばれるものがあり、次の7項目が挙げられる。
・要石
・御手洗池の水深
・末無川 - 境外の高天原で湧出した水の行方が辿れなくなるという。
・境内三笠山の藤の花 - 藤の多く咲く年は豊作、少ない年は凶作という。
鹿島灘の海鳴 - (特に奥宮付近において)波の音が北の方に聞こえる時は晴れ、南に  響く時は雨が降るという。
・根上りの松 - 神宮の松は幾度伐っても芽が出て枯れないという。
・松の箸 - 神宮の松で作った箸からは脂が出ないという。

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。

人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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4月26日のブッダの教え「自分の心の主人であれ」&毎月26日は➀薬上菩薩、➁愛染明王、➂建部大明神➃気多大明神の縁日

☆彡今日のブッダの教え 一日一話

 

◆自分の心の主人であれ

 

君は、君の心の奴隷であることなく、

 

君のココロの主人であるように。

 

君こそが君の最後のよりどころ。

 

自分以外の何にもすがらず、自分のココロを調教する。

 

まるで自分の仔馬を丁寧に調教するかのように。
 

法句経380


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆



毎月26日は➀薬上菩薩、➁愛染明王、➂建部大明神➃気多大明神の縁日です。

➀薬上菩薩 やくじょうぼさつ
三十日秘仏の二十六日仏。
薬王菩薩と薬上菩薩は兄弟で、ともに諸の良薬で病に苦しむ人々を救います。
薬上菩薩(やくじょうぼさつ)とは、仏教の仏のひとつである。薬王菩薩と共に釈迦如来の脇侍として付き従う事が多く、単独での信仰は皆無である。
手に薬壷を持つとされるものの、定型は無くしばしば変容する。
良薬を人々に与え、心と身の病気をなおしたと言われます。
薬上菩薩は八大菩薩はちだいぼさつの一つ
※八大菩薩は正法を守り、衆生しゆじようを救済する八体の菩薩。経典によって異なるが「薬師経」では、文殊・観世音・勢至・無尽意・宝檀華・薬王・薬上・弥勒みろく。
興福寺中金堂 木造薬王・薬上菩薩立像(もくぞうやくおう・やくじょうぼさつりゅうぞう)が有名。
愛染明王あいぜんみょうおう
愛染明王(あいぜんみょうおう)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の憤怒相を主とする尊格である明王の一つ。
愛染明王の相形は忿怒であるが内心は大愛至情の本性をもっていて,息災,敬愛,得福のための修法の本尊となる。
蔵王山展望台 しゃべる愛染明王 縁結びにご利益!
愛染明王平安時代初期に日本につたわる。のちに恋愛成就,美貌をねがう庶民の信仰の対象となる。奈良西大寺の木像,根津美術館の画像が有名。
密教の神。愛欲などの迷いがそのまま悟りにつながることを示し、外見は忿怒(ふんぬ)暴悪の形をとるが、内面は愛をもって衆生(しゅじょう)を解脱させる。三目六臂(ろっぴ)で、種々の武器を手にした姿に表す。
愛染王。
愛染明王十二大願
更に、愛染明王は一切衆生を諸々の苦悩から救うために十二の広大な誓願を発しているとされ、その内容は以下のようになる。
智慧の弓と方便の矢を以って、衆生に愛と尊敬の心を与えて、幸運を授ける。
➁悪しき心を加持して善因へと転換し、衆生に善果を得せしめる。
➂貪り・怒り・愚かさの三毒の煩悩を打ち砕いて、心を浄化し、浄信(菩提心)を起こさしめる。
衆生の諸々の邪まな心や、驕慢の心を離れさせて、「正見」へと向かわせる。
⑤他人との争いごとの悪縁を断じて、安穏に暮らせるようにする。
⑥諸々の病苦や、天災の苦難を取り除いて、信心する人の天寿を全うさせる。
⑦貧困や飢餓の苦悩を取り除いて、無量の福徳を与える。
⑧悪魔や鬼神・邪神による苦しみや、厄(やく)を払って、安楽に暮らせるようにする。
⑨子孫の繁栄と、家運の上昇、信心する人の一家を守って、幸福の縁をもたらす。
➉前世の悪業(カルマ)の報いを浄化するだけでなく、信心する人を死後に極楽へ往生させる。
⑪女性に善き愛を与えて良い縁を結び、結婚後は善根となる子供を授ける。
⑫女性の出産の苦しみを和らげ、その子のために信心すれば、子供には福徳と愛嬌を授ける。
◆寺院
愛染明王は守護尊(明王などの力のある尊挌を脇持や念持仏とすること)として祀られることが多いが、以下のように本尊としている例も存在する。
愛染明王を本尊とする寺院
愛染堂(勝鬘院)(大阪市天王寺区) - 聖徳太子建立の四天王寺四院の一つ、併せて大勝金剛を祀ることでも知られている。西国愛染十七霊場 第1番札所。
金剛三昧院(和歌山県高野町) - 北条政子所縁の寺。源頼朝の念持仏である愛染明王を祀る。本尊は国の重要文化財で、西国愛染十七霊場 第17番札所。
舎那院(滋賀県長浜市) - 本尊は鎌倉時代の作で国の重要文化財豊臣秀吉が奉献したとされる。
愛染院(東京都練馬区) - 本尊の愛染明王像は秘仏
光明山愛染院(東京都板橋区) - 地元の染物業者の信仰対象となっている。
愛染明王堂(静岡県下田市) - 鶴岡八幡宮寺旧蔵、伝・仏師運慶の作。
駒形山妙高寺(新潟県小千谷市) - 源頼朝の家臣田中義房の守護仏とされ、直江兼続も戦勝を祈願したと伝える愛染明王坐像(重要文化財)を本尊とする。像自体は檜の寄木造りで、鎌倉時代の作。
その他、愛染明王を祀る代表的な寺院
西大寺奈良県奈良市) - 重要文化財愛染明王像は善円の作。京都御所の近衛公政所御殿を移築した愛染堂に安置。西国愛染十七霊場 第13番札所。
久修園院(大阪府枚方市) - 伝・宗覚律師作の高さ6尺(約2メートル)の愛染明王坐像は日本最大級の像例。西国愛染十七霊場 第12番札所。
神護寺京都市右京区) - 重要文化財愛染明王像は仏師康円の作。
神童寺(京都府木津川市) - 天弓愛染像。
覚園寺鎌倉市二階堂) - 愛染堂の愛染明王坐像は鎌倉時代後期の作。
長雲寺(長野県千曲市稲荷山) - 重要文化財愛染明王像は、寛文13年(1673年)京都の仏師久七作。
放光寺(山梨県甲州市) - 重要文化財愛染明王坐像は平安時代の作。天弓愛染明王では日本最古の像と言われる。
赤岩寺愛染堂(豊橋市多米町) - 重要文化財の木造愛染明王坐像は、鎌倉時代末期の作とされる。
◆美術館等
細見美術財団 - 絹本著色「愛染明王像」(図像として日本最古のもの:12世紀)、平安時代
五島美術館 - 木造「愛染明王像」(伝、鶴岡八幡宮寺旧蔵:1265年以前の作)、鎌倉時代
奈良国立博物館 - 木造「愛染明王像」(重要文化財:1276年、仏師快成作)、鎌倉時代
東京国立博物館 - 木造厨子入「愛染明王坐像」(13世紀-14世紀)&厨子絵、鎌倉時代
根津美術館 - 絹本著色「愛染曼荼羅図」。絹本著色「愛染明王像」(図像:13世紀-14世紀)、後醍醐天皇の宸筆あり。
MOA美術館 - 絹本著色「愛染明王像」(図像、京都の愛染院に伝来:1327年頃の作)。
ボストン美術館 - 絹本著色「如来荒神曼荼羅図」。
➂建部大明神 建部大社 
滋賀県大津市神領一丁目16-1
建部大社(たけべたいしゃ)は、滋賀県大津市にある神社。式内社名神大社)、近江国一宮。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社。旧称は「建部神社」。
開運出世・必勝・厄除・災難除の神として崇敬されています。
主祭神
本殿:日本武尊 (やまとたけるのみこと)
本殿相殿神:天照皇大神 (あまてらすすめおおかみ)
相殿神は、天照皇大神でなく天明玉命(あめのあかるたまのみこと)とする場合も見られる。
権殿:大己貴命 (おおなむちのみこと)
大神神社大和国一宮)からの勧請。
御利益
本殿 日本武尊(やまとたけるのみこと)
御神徳 開運・出世・必勝・厄除・災難除
権殿 大己貴命(おおなむちのみこと)
御神徳 縁結び・商売繁盛・家内安全・病気平癒・醸造
源頼朝は源氏再興の宿願成って、建久元年(1190年)右大将として上洛の際、再び社前で祈願成就の神慮に対し、幾多の神宝と神領を寄進して奉賽の誠を尽くされたのです。
出世開運、除災厄除、商売繁盛、縁結び、医薬醸造の神として広く崇敬される。
➃気多(けた)大明神(阿弥陀如来) 石川気多大社
気多大社(けたたいしゃ、正式名:氣多大社)は、石川県羽咋市寺家町にある神社。式内社名神大社)、能登国一宮。旧社格国幣大社で、現在は神社本庁に属さない単立神社。旧称は「気多大神宮」。
概要
能登半島の付け根、羽咋市北方に日本海に面して鎮座する。祭神の大己貴命は出雲から舟で能登に入り、国土を開拓したのち守護神としてこの地に鎮まったとされる。古くから北陸の大社として知られ、中世・近世には歴代の領主からも手厚い保護を受けた。
現在は本殿など5棟の社殿が国の重要文化財に指定されているほか、国の天然記念物の社叢「入らずの森」で知られる。
◆祭神
祭神は次の1柱。
大己貴命(おおなむちのみこと)
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、またの名を大国主神(おおくにぬしのかみ)で大国主神と言えば、出雲大社でもお馴染みの縁結びの神様。数多の困難を乗り越えて須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と結ばれたエピソードが有名ですね。
龍の頭の形に似ていることから縁起がいいとされる能登半島。そのちょうど首の付け根の辺り、金沢から車で約1時間の距離にあるのが能登国一宮として名高い気多大社
その名の通り、「氣」が多く集まる石川県屈指のパワースポットで、特に縁結び、復縁、恋愛成就、安産にご利益があり、ご縁を求めて県内外から女性を中心に参拝客が引きも切りません。
気多大社では、毎月1日に「ついたち結び」(心むすび祭)という無料の縁結び祈願が受けられます。ついたち結びに参加できない方もメールを送れば、縁結びの祈願をしてもらえます。
当日午前8時30分までに受付をした先着100人までなら誰でも無料で参加することができるので(しかもお持ち帰り用の御札付き!御札は自宅の好きな場所に置いておきます)、例え朝が苦手でも早起きして行く価値があるイベントです。
帰る前には大切な御守りを買うのを忘れずに!前出のハート形の縁結び絵馬(300円)のほか、心むすび絵馬(500円)、心むすび守(500円)、良縁的中守(500円)など色々揃っていますが、おすすめなのが参拝した人しか購入できない福縁的中守ときれい結び守(各2,000円)。
他の御守りより高いのは祈願料が入っているから。御守りには祈願シールが付いていて、シールを受けた人の名前は気多大社本殿にあげられ、1年間神職の方が毎日お祓いしてくれるのです。
素直さ、純粋さ、若々しさなどを取り戻せる。
境内には明るく軽やかなパワーが満ちている。
年上の男性との縁結びに有効。
外敵の侵入を防ぎ内を固める。
すべての凶を吉に変える。
悪因縁を解消してくれる。
霊の能力、内面の力を引き出してくれる。
「むすび神苑」という石がある。縁結びの祈願後、小石を積むと願いが叶うという。
国造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰されています
境内には「入らずの森」と呼ばれる、誰も入ってはいけないとされる広大な社叢があります。誰も入っていないので昔のままの原生林の姿が残る、日本でも数少ない場所です。
●鵜祭(うまつり)は、12月8日 - 16日に行われる古式な祭。
赴参氣太神宮行海邊之時作歌一首
 志雄路から 直越え来れば 羽咋の海 朝なぎしたり 船楫もがも
 しをぢから ただこえくれば はくひのうみ あさなぎしたり ふなかぢもがも
大伴家持、『万葉集』巻17 4025番

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。

人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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今日のブッダの教え「煩悩を焼き尽くし、進むこと」&毎月23日は、➀大勢至菩薩、➁不空羂索観音、➂住吉大明神、➃諏訪大明神、➄八幡神 、の縁日

☆彡今日のブッダの教え 一日一話

◆煩悩を焼き尽くす火
 ボーッとしていると、ココロはいつの間にか、他人に依存していたり、さっきまではやる気だったはずの仕事をなぜか急に嫌がり始めたりと、勝手に暴走する。

 心が暴走しないように内面を見張る人は、ちょっと目をそらしたすきに、心が勝手におかしな方向に暴走してゆく恐れがあるのを知っている。

 暴走する煩悩に、心が束縛されそうになるたびに、じーっと内面を見張る力の火によって、小さな煩悩を焼き尽くし、大きな煩悩をも焼き尽くし、進むこと。 

 

法句経31

 

超訳 ブッダの言葉

超訳 ブッダの言葉

 

 


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆


☆彡毎月23日は、➀大勢至菩薩、➁不空羂索観音、➂住吉大明神、➃諏訪大明神、➄八幡神 、の縁日です。

➀大勢至菩薩 だいせいしぼさつ 偉大な智慧の光を持つ菩薩
勢至菩薩(せいしぼさつ)は、仏教における菩薩の一尊。「大勢至菩薩」、「大精進菩薩」、「得大勢菩薩」の別名がある。現在日本では午年の守り本尊、十三仏の一周忌本尊として知られている。三昧耶形は未敷蓮華(ハスの蕾)。
三十日秘仏の二十三日仏。
勢至菩薩は観世音様と同じく阿弥陀様の脇侍で、人々の無知を救う仏の智慧を象徴した菩薩です。
阿弥陀三尊の一つ。大勢至,大精進,得大勢ともいわれる。阿弥陀仏の右の脇侍 (わきじ) 菩薩で,智慧の光により衆生に菩薩心の種子を与えるとされる。
智慧の光をもってあまねくいっさいを照らし、無上の力を得させるという菩薩。阿弥陀三尊の一で、阿弥陀仏の右の脇侍。宝冠の中に宝瓶(ほうびょう)をのせ、手に蓮華(れんげ)を持つ姿に表す。
概要
阿弥陀三尊の右脇侍。 『観無量寿経』の中には「知恵を持って遍く一切を照らし、三途を離れしめて、無上の力を得せしむ故、大勢至と名ずく」とあり、火途・血途・刀途の三途、迷いと戦いの世界の苦しみから知恵を持って救い、その亡者を仏道に引き入れ、正しい行いをさせる菩薩とされる。
薬師如来本願功徳経では、八大菩薩の一尊である。
四国八十八箇所霊場十三仏では第53番札所の須賀山圓明寺で朱印がもらえる。京都十三仏霊場では第9番札所の大内山仁和寺
浄土宗における法然信仰
法然勢至菩薩の化身とする説が中世からあった。法然は幼名を勢至丸といい、「智慧第一の法然坊」といわれ、生前から智慧の化身として考えられていた。法然没後、弟子の親鸞は「大勢至菩薩和讃」を詠み、末尾に「大勢至菩薩源空上人(法然)の御本地である」と述べている。
また親鸞の妻恵信尼霊夢を見、「光ばかりの御仏」を見たところ、「あれは勢至菩薩法然のことだ」という声が聞こえたという話が「恵信尼消息」に出ている。京都知恩院には勢至堂が建てられ、本尊として勢至菩薩像が安置されている。これは法然の本地であるという。この像は来迎阿弥陀三尊の脇侍としての勢至菩薩と同様、合掌形に表されている。
勢至菩薩(せいしぼさつ)とは?
 正しくは大勢至菩薩といいます。智慧の光ですべてのものを照らし、人々を迷いや苦しみから救うとされています。大勢至菩薩と表記されることもあります。智慧とは物事のあり方を正しく見極める力・判断力を意味ですよ。
 阿弥陀如来の右脇侍として観音菩薩と共に三尊で並ぶことがほとんであり、独尊で祀られることはほとんどありません。
 浄土信仰の高まりとともに流行する来迎形式の阿弥陀三尊の場合、観音菩薩が死者の霊をのせる蓮台を持ち、勢至菩薩が合掌をする姿でつくられます。その姿勢は、立像・坐像のほかにひざまずいた姿の跪像もみられます。
◆ご利益
 智慧明瞭、家内安全、除災招福のご利益があるとされています。午年の人々を守る守護本尊であり、午年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるともいわれています。
勢至菩薩(せいしぼさつ)の像容
 手を合わせているか水が入っている水瓶(すいびょう)を持っている姿が一般的です。
有名寺院と像
京都府清水寺
京都・三千院阿弥陀三尊像
奈良県法隆寺
奈良・法華寺蔵「阿弥陀三尊及童子像」のうち、観音・勢至菩薩
不空羂索観音
不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん) は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。六観音あるいは七観音の一尊に数えられる。手に持っている縄で人々を漏らすことなく救済する観音菩薩
●不空羂索の意味
不空と書いて空(むな)しからずと読みます。人々が悟りに至ろうと願えば必ず叶うため、決して空しくないことを表します。
●羂索(けんさく)とは戦いや狩猟に用いる縄で先端に輪がついています。この道具は相手を殺さず生け捕りにするために使うことから、人々をもれなく優しく救うという意味があります。
不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)とは?
 鹿の皮の袈裟を着ている為、鹿皮観音(ろくひかんのん)と呼ばれる場合もあります。「不空」とは信じれば必ず願いが叶い空しい思いをさせない、という意味で、「羂索」とは古代インドで密猟や戦闘に使われた捕縛用の縄のことです。
そのため名前にはあらゆる人々の悩みを逃がすことなく救済し、願いを叶えるという意味があります。十一面観音の2倍のご利益である二十種の功徳(現世利益)と八種の利益(死後成仏)が得られ、奈良時代に信仰が盛んであったとされます。
 天台宗系では六観音の1つに数えられ、人道を救済するとされています。また准胝観音と合わせて七観音と呼ばれることもあります。
◆ご利益
健康長寿、病気治癒、財福授与、美しくなる、罪障消滅、極楽浄土に行けるなどのご利益があるとされています。
不空羂索観音菩薩には20のご利益があるとされています。ただし、これらの利益を得るための正式な拝み方があります。
毎月8日に行動や飲食を慎んで心身を正常にした上で、不空羂索観音菩薩の真言を唱え続け無ければなりません。
・病気をしなくなる
・病気にかかってもすぐ治る
・体がつややかになり、肌がきめが細かく柔らかくなる
・多くの人から敬愛され身を守られる
・財宝を得る
・財宝を盗まれない
・水や火の災難に遭わない
・国王により身を害されることがない
・事業で失敗しない
・植えた農作物に天候や害虫の被害が無い
真言を唱えればすべての災難が消える
・悪鬼などに精気を奪われない
・恨みに畏れなくなる
・恨みが解消する
・他人や鬼神に畏れなくなり、呪いや邪気による害も無い
・すべての煩悩が消える
・火・刀・薬の災難では死なない
・諸天善神の加護を受ける
・どこに輪廻転生しても慈悲喜捨を忘れない
三昧耶形は羂索(狩猟用の投げ縄、または両端に金具を付けた捕縛縄)、開蓮華(満開のハスの花。聖観音の初割蓮華と対をなす)。
日本では「不空羂索観音菩薩」や、「不空羂索観世音菩薩」などさまざまな呼称がある。尊名の「不空」とは「むなしからず」、「羂索」は鳥獣等を捕らえる縄のこと。従って、不空羂索観音とは「心念不空の索をもってあらゆる衆生をもれなく救済する観音」を意味する。
概説
天台宗系では、真言宗系の准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。また准胝観音不空羂索観音を共に数えて七観音とする場合もある。
多面多臂の変化(へんげ)観音のなかでは、十一面観音に次いで歴史が古い。漢訳経典のなかでは隋時代の6世紀後半に訳された「不空羂索呪経」に初めて現われ、唐の菩提流志(ぼだいるし)が8世紀はじめに訳した「不空羂索神変真言経」にも像容等が詳しく説かれている。
代表作としては、東大寺法華堂(三月堂)本尊の立像(奈良時代、国宝)が著名である。この像の存在自体が、奈良時代不空羂索観音信仰があったことを如実に物語っている。
京都・広隆寺
奈良・興福寺南円堂
香川・法蓮寺像
➂住吉大明神 住吉大社
住吉大社(すみよしたいしゃ)は、大阪府大阪市住吉区住吉にある神社。式内社名神大社)、摂津国一宮、二十二社(中七社)の1つ。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
全国にある住吉神社の総本社である。本殿4棟は国宝に指定されている。
概要
大阪市南部、上町台地基部西端において大阪湾の方角に西面して鎮座する。海の神である筒男三神と神功皇后を祭神とし、古くはヤマト王権の時代から外交上の要港の住吉津・難波津と関係して、航海の神・港の神として祀られた神社である。
古代には遣唐使船にも祀られる国家的な航海守護の神や禊祓の神として、平安時代からは和歌の神として朝廷・貴族からの信仰を集めたほか、江戸時代には広く庶民からも崇敬された。摂津国の一宮として大阪で代表的な神社であるのみならず、旧官幣大社として全国でも代表的な神社の1つである。
社殿は、本殿4棟が「住吉造」と称される古代日本の建築様式で国宝に指定されているほか、幣殿・石舞台・高蔵など多くの建物が国の重要文化財に指定されている。神宝としては、数少ない古代文書の1つである『住吉大社神代記』は国の重要文化財に指定され、木造舞楽面など多数が重要文化財大阪府指定文化財に指定されている。また伝統的な神事を多く残すことでも知られ、特に御田植神事は全国でも代表的なものとして国の重要無形民俗文化財に指定、夏越大祓神事は大阪府選択無形民俗文化財に選択されている。
祭神
現在の祭神は次の4柱で、4本宮に1柱ずつを祀る。
第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう) - 名は「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」。第14代仲哀天皇皇后。
特に底筒男命中筒男命表筒男命の3柱は「住吉大神(すみよしのおおかみ)」と総称され、「住江大神(すみのえのおおかみ)」・「墨江三前の大神(すみのえのみまえのおおかみ)」とも別称される[2]。延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳[原 2]での祭神の記載は4座。『住吉大社神代記』(平安時代前期頃か)でも祭神を4座とするが、第一宮を表筒男、第二宮を中筒男、第三宮を底筒男、第四宮を姫神宮(気息帯長足姫皇后宮)としており現在とは順序が異同する。
◆御利益
住吉大社末社「大歳社」に、おもかる石という3つの石があります。
願掛けをして3つの石のうち、1つを持ち上げ、持ち上がると願いが叶うといわれています。
●心願成就のご利益「五・大・力」
小石に墨書の五・大・力 3個1組を拾う。寿(命)力、福力、体力、智力、財力の運力のパワーアップを授かります。
●侍者社(おもとしゃ)「縁結び」・種貸社(たねかししゃ)「商売繁盛」
住吉大社末社にある侍者社(おもとしゃ)には、初代の神主とその姫神が祀られており、縁結びにご利益があります。
末社にある種貸社(たねかししゃ)で、御祈祷した「お種銭」を元手に加えて商売をすれば繁盛するいわれています。
「お種銭」は、御祈祷された人だけに授与されます。
●御神木「夫婦楠( めおとぐす)」に棲む白蛇
住吉大社末社・楠珺社(なんくんしゃ)には、樹齢1000年を超えるご神木「夫婦楠( めおとぐす)」があります。
そこには、神様のお使いである白蛇が棲んでいるという言い伝えがあります。
●一年のはじまりには、白馬が本宮を拝礼する行事が行われます。一年のはじめに白馬(あおうま)を見ると、縁起が良いと言われています。1年良いことがありそうです。
「白馬(あおうま)神事」で、邪気を払う
一年のはじめに白馬(あおうま)を見ると、縁起が良いと言われています。
●第二本宮で感じる、音霊(おとだま)・言霊(ことだま)のパワー
住吉大社の第二本宮からは、波紋のように広がる音霊(おとだま)や言霊(ことだま)のパワーを感じるそうです。
諏訪大明神普賢菩薩)長野諏訪大社 
諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖周辺4か所にある神社。式内社名神大社)、信濃国一宮。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社。神紋は「梶の葉」。
全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社である。旧称は諏訪神社。通称として「お諏訪さま」「諏訪大明神」等とも呼ばれる。
諏訪大社の特徴は、本殿と呼ばれる建物がありません。秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しております。古代の神社には社殿がなかったとも言われています。つまり、諏訪大社はその古くからの姿を残しております。諏訪明神は古くは風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信仰され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で、多くの方が参拝に訪れます。
概要
諏訪大社諏訪湖を隔てて「上社(かみしゃ)」「下社(しもしゃ)」にわかれていて、その間は10Km以上離れています。
上社には「本宮」「前宮」下社には「秋宮」「春宮」があります。
御柱に象徴される「人生に新たな柱を立てる」ご神木の聖地
4宮ともに社殿四隅に御柱(おんばしら)という神柱が立ち、圧倒的なパワーを放っています。
6年に一度、御柱を人力で引きずり新たに建てる豪快な神事「御柱祭」が有名です。
諏訪大社には風と水を司る竜神が有名で風や水に直接関係のある農業の守護神、水の信仰が海の守り神ともされています。
諏訪大社は五穀豊穣・海上安全・必勝祈願のご利益があるといわれています。
諏訪大社では特に縁結び・子宝・金運・仕事運アップのパワーとご利益をいただけるそうです。
春宮には二又にわかれているのに根元ではひとつになっている巨大な縁結びの杉の木もあります。
春宮はかわいらしい女性になれるパワースポットでもあります。
下社の神様は2月~7月は春宮に住み、8月1日のお祭りで秋宮に戻るそうです。
八幡神
八幡神(やはたのかみ、はちまんしん)は、日本で信仰される神で、清和源氏桓武平氏など全国の武家から武運の神(武神)「弓矢八幡」として崇敬を集めた。
誉田別命(ほんだわけのみこと)とも呼ばれ、応神天皇と同一とされる。また早くから神仏習合がなり、八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)と称され、神社内に神宮寺が作られた。
八幡宮(はちまんぐう)は、八幡神を祭神とする神社。八幡神社、八幡社、八幡さまとも表記・呼称される。
全国に約44,000社あり、大分県宇佐市宇佐神宮を総本社とする。
八幡宮(はちまんぐう)は、八幡神を祭神とする神社。八幡神社、八幡社、八幡さまとも表記・呼称される。
全国に約44,000社あり、大分県宇佐市宇佐神宮を総本社とする。
三大八幡
俗に三大八幡と呼ばれる神社は、以下の4社のうち「宇佐・石清水」に「筥崎・鶴岡」のいずれかを合わせた3社とされている。
宇佐神宮大分県宇佐市) - 官幣大社名神大社、勅祭社
石清水八幡宮京都府八幡市) - 官幣大社二十二社、勅祭社
筥崎宮(福岡県福岡市東区) - 官幣大社名神大社
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市) - 国幣中社
幕末から明治期の資料では、1868年(慶応4年)4月24日付け太政官達に示す八幡宮の例示3社は「宇佐・石清水・筥崎」としているほか、社格でもその3社が官幣大社で並んでいる(鶴岡は国幣中社)。一方、近年発行された書籍中で「宇佐・石清水・鶴岡」が八幡神社の代表例とされることがある。
宇佐神宮の御利益
開運福徳 (特に所願成就、開運招福)
守護 (特に厄除け・除禍、諸難除け・災難除け、病除け・悪疫退散)
恋愛・良縁 (特に縁結び)
出産・育児 (特に子宝・子授け、安産、子育て・子供の育成)
家族円満 (特に家内安全、夫婦円満、家門隆盛・家系繁栄)
勝負運・運勢 (特に勝運・勝負運)
旅行・交通 (特に交通安全)
農業畜産 (特に五穀豊穣)
産業 (特に産業開発・殖産興業、刃物業・鍛冶業守護、商業隆盛、諸産業の守護、市場の神)
国家事業 (特に国土経営、国家鎮護・国土平安)
バラエティ(その他) (特に失せ物発見、迷子発見)

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。

人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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「君を苦しめるものは…?」ブッダの教え&毎月22日は、➀施無畏菩薩➁如意輪観音➂稲荷大明神➃熱田大明神の縁日

☆彡ブッダの教え 一日一話

◆君を苦しめるものは

君を苦しめる感情すなわち、かなわぬものを求める欲望と、いつまでも反復する怒りは、他人が作ったものではなく、君自身の心身から生まれる。

 好き嫌いというわがままも恐怖によってビクッとすることも、君の心身によってつくられる。

 たくさんの余計な考え事も妄想も、気も自信の心身から生まれ、君のココロを捕まえていじめる。

そう、まるで、少年たちがイタズラにカラスを捕まえて投げ捨てて、いじめるのにも似て。

 

☆彡今日の一言

君を苦しめるものは"君自身である"
 

経集271


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

毎月22日は、➀施無畏菩薩➁如意輪観音稲荷大明神➃熱田大明神の縁日です。

➀施無畏菩薩 せむいぼさつ
三十日秘仏の二十二日仏。
内証観世音菩薩とも言われます。
何ものをも畏おそれぬ力を与えること。
施無畏は観世音菩薩の異名としても用いられます。観音様は施無畏者と呼ばれる。
★観世音菩薩【かんぜおんぼさつ】
世の人々の音声を観じて、その苦悩から救済する菩薩。人々の姿に応じて大慈悲を行ずるところから千変万化の相となるといい、その姿は六観音三十三観音などに表される。また、勢至菩薩とともに阿弥陀仏の脇侍で、宝冠に化仏(けぶつ)をつけ、独尊としても信仰される。観音菩薩。観自在菩薩。観世音。
★施無畏(せむい)とは
仏教用語。無畏を施すこと。すなわち相手に危害を加えず恐れをいだかせないこと。三施の一つ。施無畏力をもっているために,観世音菩薩は施無畏者と呼ばれる。
無畏とは仏・菩薩のそなえる徳の一。智慧ちえがあるため、教えを説くときに自信にあふれ何ものも怖れないこと。無所畏むしよい。4種あると説き、四無畏(しむい)という。
しむい【四無畏】とは 仏・菩薩が畏おそれを抱かずに仏法を説くことのできる四つの自信。仏の四無畏は一切智無畏・漏尽無畏・説障道無畏・説尽苦道無畏、菩薩の四無畏は能持無畏・知根無畏・答報無畏・決疑無畏をいう。
※せむいいん【施無畏印
〘仏〙 施無畏の功徳を示す印。右手を開いて、手のひらを外に向け、肩の辺に上げる。

如意輪観音
如意輪観音(にょいりんかんのん)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。
観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられる。
三昧耶形は如意宝珠、紅蓮華。
概要
日本では「如意輪観音菩薩」、「如意輪観世音菩薩」、「大梵深遠観音」などさまざまな呼び方があるが、重要文化財等の指定名称は「如意輪観音」となっている。また「救世菩薩」とも呼ばれる。
如意とは如意宝珠(チンターマニ)、輪とは法輪(チャクラ)の略で、如意宝珠の三昧(定)に住して意のままに説法し、六道の衆生の苦を抜き、世間・出世間の利益を与えることを本意とする。
如意宝珠とは全ての願いを叶えるものであり、法輪は元来古代インドの武器であったチャクラムが転じて、煩悩を破壊する仏法の象徴となったものである。六観音の役割では天上界を摂化するという。
如意輪観音を祀る寺院の例
石山寺 - 滋賀県大津市
園城寺 - 滋賀県大津市
観心寺 - 大阪府河内長野市
神呪寺 - 兵庫県西宮市
室生寺 - 奈良県宇陀市
岡寺 - 奈良県明日香村
頂法寺(六角堂) - 京都市
橘寺 - 奈良県明日香村
青岸渡寺 - 和歌山県那智勝浦町
聖徳太子 - 念持仏としていた。
如意尼(真名井御前 - 如意輪観音に帰依して、六甲山系甲山に如意輪観音を祀る神呪寺を創建した。
護国寺 - 東京都文京区
稲荷大明神 伏見稲荷大社
稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は、日本における神の1つ。
稲荷大明神(いなりだいみょうじん)、お稲荷様、お稲荷さんともいう。本来は穀物・農業の神だが、現在は商工業の神としても信仰されている。
稲荷神を祀る神社を稲荷神社(いなりじんじゃ)と呼び、京都市伏見区深草にある伏見稲荷大社が日本各所にある神道上の稲荷神社の総本宮となっている。
五穀をつかさどる神、ウカノミタマと同一視されることから、多くの稲荷神社ではウカノミタマを主祭神としている。神仏習合思想において仏教の女神である荼枳尼天とも習合したため、仏教寺院で祀られることもある。
稲荷神は、和銅4年(711年)に山城国稲荷山(伊奈利山)、すなわち現在の伏見稲荷大社に鎮座したと伝えられている。
元々は京都一帯の豪族・秦氏氏神で、現存する旧社家は大西家である。
神道系の稲荷神社では朱い鳥居と、神使の白い狐がシンボルとして広く知られる。
廃仏毀釈が起こる前の仏教系寺院でも鳥居が建てられ、現存する寺院もある。
元来は五穀豊穣を司る神であったが、時代が下って、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになった。「イナリ」は「稲荷」と表記するのが基本だが、「稲生」や「稲成」、「伊奈利」とする神社も存在する。
日本三大稲荷
伏見稲荷大社は、「日本三大稲荷神社」について伏見稲荷以外の2社については様々な説があって特定できないとしている。笠間稲荷神社祐徳稲荷神社を日本三大稲荷とする説があり、最上稲荷最上稲荷山妙教寺)や豊川稲荷(円福山豊川閣妙厳寺)を日本三大稲荷とする説もあるが、この2社は正確には神社ではなく寺院である。
➃熱田大明神 名古屋 (税務署吉運あり)
熱田神宮(あつたじんぐう)は、愛知県名古屋市熱田区にある神社。式内社名神大社)、尾張国三宮。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社。宮中の四方拝で遥拝される一社。神紋は「五七桐竹紋」。
概要
名古屋市南部の熱田台地の南端に鎮座する。古くは伊勢湾に突出した岬上に位置していたが、周辺の干拓が進んだ現在はその面影は見られない。
三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られる。なおこの剣は、鎮座の後も、盗難に遭ったり、形代が壇ノ浦の戦いで遺失するなどの受難にみまわれている。
また、景行天皇43年創建と伝えられており、同年は西暦に換算した場合に113年とされることから、2013年(平成25年)に創祀1900年を迎えるとされ、同年5月8日に「創祀千九百年大祭」が行われた。
建物は伊勢神宮と同じ神明造であるが、1893年明治26年)までは尾張造と呼ばれる独特の建築様式だった(境外摂社の氷上姉子神社に尾張造の建築様式が残っている)
◆御利益 国土安穏 家紋隆昌 開運 厄除け 必勝祈願
主祭神
熱田大神(あつたのおおかみ)
三種の神器の1つ・草薙神剣(くさなぎのみつるぎ、草薙剣天叢雲剣とも)を神体とする天照大神を指すとしている。
相殿神
天照大神(あまてらすおおかみ)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
宮簀媛命(みやすひめのみこと)
建稲種命(たけいなだねのみこと)

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。

人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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4月21日「アルコール飲むべからず」ブッダの教え&毎月21日は、①弘法大師、②無盡意菩薩、➂准提観音菩薩、➃八王子権現、➄吉備大明神➅飯縄権現の縁日

☆彡ブッダの教え 一日一話

 

アルコール飲むべからず


君よ、自分の内側を見張ってコントロールすることがができなくなり、酔っぱらう原因、すなわちアルコール類を飲むことには次の6つのデメリットがある。

①臓器にダメージを与えて病気の原因になる。

②自己抑制がぼんやりとして、社会的常識的行動から逸脱し、また喧嘩しやすくなる。

③酒を自制できない人と信用を落とす。

④性欲に駆られ、浮気や不倫をしやすくなる。

⑤脳神経のつながりが狂い、知力が衰える。

⑥お酒を飲む代金や飲食費がかさむ。

 

☆彡今日の一言
車に乗るなら絶対飲むな!、飲んだら、車に絶対乗るな!

 

長部経典「六方礼経

 

 

超訳 ブッダの言葉

超訳 ブッダの言葉

 

 

以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

毎月21日は、①弘法大師、②無盡意菩薩、➂准提観音菩薩、➃八王子権現、➄吉備大明神➅飯縄権現の縁日です。

 

➀大師の縁日(真言宗の縁日)
毎月21日は、真言宗の開祖「弘法大師空海)」の月命日で縁日が催されます。
大師とは、朝廷から高僧に贈られる諡で、弘法大師は、834(承和2)年3月21日、62歳で入寂しました。
各地の大師堂は参詣者で賑い、関東では「川崎大師」が有名です。
また、関西では「京都の東寺」では、『弘法市』の名で有名ですが、境内では「弘法市」が大々的に開かれます。
弘法市には観光客も多く、楽しいフリーマーケットにもなります。
一般に神社の祭日や寺院の縁日の市は古い起源を持っていますが、「弘法市」の縁日がいつ頃始まったかについてのはっきりとした記録は残っていません。
ただ、天狗草紙絵巻の中に、東寺南大門で物を売る商人の図が見受けられたり、東寺百合文書には、1403(応永10)年、足利義満の時代に南大門に一服一銭の茶店があった事が記されています。
これによって鎌倉中期から室町時代にかけて、境内の特定の地域で商行為が行なわれていた事が判ります。
●『納めの大師』 :
弘法大師」こと「空海」の忌日が3月21日である事から、以下と重複しますが毎月21日は「大師の縁日」です。
その内で、一年最後の縁日は「納めの大師」と呼ばれ、各地の大師堂は参詣者で賑います。
●『終い弘法』 :
京都市南区にある「東寺」では、「大師の縁日」の事を『弘法市』と言い、下記と重複しますが毎月21日に境内では「弘法市」が大々的に開かれます。
その年内最後の祭典が「終い弘法」と呼ばれ、この1年間の無病息災を感謝して年間で最もにぎやかな市が開かれます。
地元の参詣者や観光客で賑わう「終い弘法」では骨董品や古着の他、葉ボタンや梅、千両の苗、干しガキ、翌年のえとの置物等、迎春用の品を売る店がずらりと並びます。

➁無盡意菩薩 むじんいぼさつ
三十日秘仏の二十一日仏。
定慧金剛、無盡金剛菩薩ともいいます。
80種類の無尽の法門を説く仏様です。
無盡意菩薩は薬師八大菩薩の一つ。
日本の日蓮聖人は南無妙法蓮華経親鸞聖人は南無阿弥陀仏のお題目さえ唱えて
いればそれだけで救われるという教えは恐らくこの観世音菩薩普門品と同じよう
な考えですよね。
しかし、これこそ人類或いは衆生全般にとって重大な意味を秘密に含んでいるの
かもしれません。
➂准提観音菩薩
准胝観音(じゅんでいかんのん、じゅんていかんのん)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。準胝観音または準提観音とも書く。准胝仏母とも。
日本の真言系では変化観音とされて「六観音」(七観音)の一尊に数えられ、日本の天台系では観音ではなく仏母とされる。
インド・チベットでは一般に仏母とされ、変化観音とはみなされない。インドでは観音は男性名詞のため男尊とされるが、准胝は女性名詞であり、女尊として表現される。
准胝は五守護女尊やマーリーチー(摩利支天)と同様に、特定の陀羅尼(女性名詞のダーラニー)と結びついた女尊である。
七倶胝仏母(しちくていぶつも)とも呼ばれる。密号は最勝金剛、降伏金剛。
日本では従来、准胝の還梵はチュンディーとされている。漢名の准胝はチュンダー陀羅尼における「チュンデー」という語(チュンダーの女性単数呼格、「チュンダーよ」)の音写であるという説もある。インド原典ではチュンダーである。
◆概説
日本では「准胝仏母」、「准胝観音菩薩」、「准胝観世音菩薩」、「天人丈夫観音」などさまざまな呼称がある。
中国では密教、この後も広く禅宗や浄土宗、道教等でも信仰されるが、かつてインドから東南アジアでも信仰された。
日本の真言宗の開祖である空海高野山の開基の際に、僧房の次にまず准胝堂を建立し、准胝観音を弟子たちの得度の本尊としてお祀りしたのは有名で、のちに高野山が荒廃した際にも僧俗の手によって庫裡にこの准胝観音を安置し守り続けられた。
それゆえ、准胝堂の補修が行なわれた昭和の時代になるまで、高野山では准胝堂で僧侶となるための得度の儀式が執り行なわれていた。また、真言宗醍醐派の開祖・聖宝尊師がこれに倣って醍醐寺の開基に准胝観音を勧請し、その孫弟子の仁海は六観音准胝観音を加え、その後も長く民衆の信仰を集めている。
准胝観音の功徳
善無畏三蔵の訳による『七仏倶胝仏母心大准提陀羅尼法』(大正蔵№1078)には、「仏いわく、この准胝仏母の真言と印契の密法によって、十悪罪や五逆罪等の一切の重い罪を滅して、よく一切の善法を成就し、さらには戒律を具足し、清廉潔白の身となって、速やかに心の清浄を得る。
もし、在家の行人がいて飲酒や肉食を断つことなく、たとえ妻子があったとしても、ただ、この准胝仏母を本尊とすることで、あらゆる仏法・密法を成就することができる」と説かれている。
地婆訶羅三藏の訳による『仏説七倶胝仏母心大准提陀羅尼経』(大正蔵№1077)には、「もし、在家の善男善女らが『准胝真言』を唱え、これを日々に保つことがあれば、その人の家には災難や事故、病気等による苦しみが無く、あらゆる行いには行き違いや望みが果たせないということも無く、その人の言葉は皆が信用して、よく聞いてくれるようになる。
また、幸福に恵まれず、才能にも恵まれない人があって、密教の才覚もなく、僧侶の修行である『七科三十七道品』という釈迦の教えに廻りあうことができない人がいたとしても、この准胝観音の『陀羅尼法』の伝授を受けることができたならば、速やかに無上の覚りを得ることができる。
更には、『准胝真言』を常に記憶にとどめ、よくこの真言を唱えて善行となる戒律を守ることができれば、あらゆる願いも成就する」と説かれている。
准胝観音を本尊とする寺院
高野山・准胝堂(和歌山県) - 「准胝観音坐像」。
醍醐寺上醍醐・准胝堂(京都府) - 「准胝観音坐像」、西国三十三所・第11番札所、焼失による修復中。
聖護院・積善院準提堂(京都府) - 「準提観音立像」、五大力尊・役行者霊跡札所。
興福寺長崎県) - 「准胝観音坐像」、明末〜清初、17世紀。
長栄寺(愛知県) - 「準提観音坐像」、光格天皇中宮欣子内親王御賜による伽羅の香木製、江戸時代。地元では豪潮長栄寺とも呼ばれる。
語歌堂(埼玉県・横瀬町) - 「准胝観音坐像」、秩父三十四観音霊場・第5番札所。
その他、准胝観音を祀る代表的な寺院
泉涌寺京都府) - 「準提観音坐像」、江戸時代。
西明寺(栃木県:六観音) - 「准胝観音立像」、鎌倉時代
總持寺(神奈川県・横浜市鶴見区) - 「準提観音坐像」。
宝戒寺(神奈川県・鎌倉市) - 「仏母准胝観音坐像」、鎌倉三十三観音霊場・第2番札所。
大報恩寺京都府六観音) - 「准胝観音立像」、室町時代、1562年作。
準提院(台湾・高雄市) - 「準提仏母坐像」、高野山真言宗
興国禅寺・慈恩堂 - 「準提観音坐像」、伊達秩父・観音霊場第一番札所。
長久寺(宮崎県:六観音) - 「准胝観音坐像」、室町時代、1562年作。
仁和寺奈良県) - 「准胝曼荼羅図」、唐本白描、平安時代、12世紀。
蓮華堂(千葉県) - 「準提仏母坐像」・「準提曼荼羅」・「穢跡金剛立像」・「幻化網曼荼羅」他、高野山真言宗
寒山寺(中国・江蘇省蘇州市) - 「準提仏母坐像」、唐代(修復済)。
◆美術館等
東京国立博物館 - 「准胝観音図」、白描、平安時代、12世紀。
細見美術財団 - 「准胝観音画像」、鎌倉時代、13世紀。

八王子権現 日吉大社八王子社
八王子権現』(はちおうじごんげん)・(現在は日吉大社八王子社)は近江国牛尾山(八王子山)の山岳信仰天台宗山王神道が融合した神仏習合の神であり、日吉山王権現もしくは牛頭天王(ごずてんのう)の眷属である8人の王子を祀った。神仏分離廃仏毀釈が行われる以前は、全国の八王子社で祀られた。三十番神の1神。
日吉山王権現、あるいは牛頭天王の8人の眷属神は八方の各方位を司るとされた。塞神信仰や陰陽道の影響で、病気や災厄を免れるご利益をもたらすと信じられた。
平家物語には、比叡山の呪詛によって八王子権現の神矢に倒れた関白藤原師通の説話が登場する。
明治維新神仏分離廃仏毀釈によって、日吉山王権現牛頭天王とともに八王子権現も廃された。
八王子社の多くは、日吉八王子神社八王子神社・牛尾神社などとなっている。
日吉大社
日吉大社(ひよしたいしゃ)は、滋賀県大津市坂本にある神社。式内社名神大社)、二十二社(下八社)の一社。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社である。通称として山王権現とも呼ばれる。猿を神の使いとする。西本宮と東本宮を中心とする400,000m2の境内は国の史跡に指定される。社名の「日吉」はかつては「ひえ」と読んだが、第二次世界大戦後は「ひよし」を正式の読みとしている。
祭神
2つの本宮と以下の5つの摂社から成り、日吉七社・山王七社と呼ばれる。
・本宮
西本宮:大己貴神大国主神に同じ)
東本宮:大山咋神
・5摂社
牛尾宮:大山咋神荒魂 - 大山咋神の荒魂
樹下宮:鴨玉依姫命
三宮宮:鴨玉依姫命荒魂 - 鴨玉依姫命の荒魂
宇佐宮:田心姫神
白山宮:菊理姫
●方除け・厄除けの神社
日吉大社比叡山の麓に鎮座し、全国にある日吉神社日枝神社山王神社総本宮として知られています。創建は崇神天皇7(紀元前91)年と言われ非常に古く、平安京遷都の時にはこの地が京の表鬼門(北東)に当たることから、鬼門除けや災難除けの社として崇敬を受けてきました。
また、最澄比叡山上に延暦寺を建立した際に天台宗の守護神としても崇敬されるようになり、天台宗の本山の天台山国清寺に祀られていた山王元弼真君にならい、山王権現とも呼ばれるようになりました。
境内には約40ものお社があり、全ての神様を総称して「日吉大神」と呼びます。
●神猿(まさる)
古来から猿と深い縁のある日吉大社には、神様のお使いとされる「神猿(まさる)」がいらっしゃいます。魔除けの象徴として、また「魔」が「去る」という縁起の良さがら、人々に親しまれています。
➄吉備(きび)大明神 岡山吉備神社
吉備津神社(きびつじんじゃ)は、岡山県岡山市北区吉備津にある神社。式内社名神大社)、備中国一宮。旧社格官幣中社で、現在は神社本庁別表神社
吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)」とも称したが、現在は「吉備津神社」が正式名である。
当社、吉備津神社岡山県岡山市にあり、大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。
 大吉備津彦大神は、記紀によれば、崇神四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られたとされています。
古来より、吉備国開拓の大祖神として尊崇され、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られています。
ご利益・ご神徳
大吉備津彦命】必勝祈願、産業振興、延命長寿、家内安全、厄除け、病気平癒、子育て、スポーツ上達
概要
岡山市西部、備前国備中国の境の吉備の中山(標高175m)の北西麓に北面して鎮座する。吉備の中山は古来より神体山とされ、北東麓には備前国一宮・吉備津彦神社が鎮座する。当社と吉備津彦神社とも、主祭神に、当地を治めたとされる大吉備津彦命を祀り、命の一族を配祀する。
本来は吉備国の総鎮守であったが、吉備国の三国への分割により備中国の一宮とされ、分霊が備前国備後国の一宮(備前吉備津彦神社、備後:吉備津神社)となったとされる。この事から備中の吉備津神社は「吉備総鎮守」「三備一宮」を名乗る。
足利義満造営とされる本殿は独特の比翼入母屋造(吉備津造)で、拝殿とともに国宝に指定。また社殿3棟が国の重要文化財指定されるほか、特殊神事の鳴釜神事が有名である。
当地出身の政治家犬養毅は、犬養家遠祖の犬飼健命が大吉備津彦命の随神であるとして、吉備津神社を崇敬したという。神池の畔に犬養毅銅像が建てられ、吉備津神社の社号標も同人の揮毫になる。

➅『飯縄権現
飯縄権現(いづなごんげん、いいづなごんげん)とは、信濃国上水内郡(現 長野県)の飯縄山飯綱山)に対する山岳信仰が発祥と考えられる神仏習合の神である。
飯綱権現の別名としては飯縄権現(いいづなごんげん)、飯綱権現(いづなごんげん)、飯縄明神(いづなみょうじん)、飯縄大明神(いづなだいみょうじん)等がある。
多くの場合、白狐に乗った剣と索を持つ烏天狗形で表され、五体、あるいは白狐には蛇が巻きつくことがある。一般に戦勝の神として信仰され、足利義満管領細川氏(特に細川政元)、上杉謙信武田信玄など中世の武将たちの間で盛んに信仰された。特に、上杉謙信の兜の前立が飯縄権現像であるのは有名。
その一方で、飯縄権現が授ける「飯縄法」は「愛宕勝軍神祇秘法」や「ダキニ天法」などとならび中世から近世にかけては「邪法」とされ、天狗や狐などを使役する外法とされつつ俗信へと浸透していった。
「世に伊豆那の術とて、人の目を眩惑する邪法悪魔あり」(『茅窓漫録』)「しきみの抹香を仏家及び世俗に焼く。術者伊豆那の法を行ふに、此抹香をたけば彼の邪法行はれずと云ふ」(『大和本草』)の類である。しかし、こうした俗信の域から離れ、現在でも信州の飯縄神社や東京都の高尾山薬王院、千葉県の鹿野山神野寺、千葉県いすみ市の飯縄寺、日光山輪王寺など、特に関東以北の各地で熱心に信仰されており、薬王院は江戸時代には徳川家によって庇護されていた。
飯綱大権現は、不動明王歓喜天迦楼羅天、叱き尼天、弁財天の5相を合体したお姿だと言われています。
 このため、その御利益は幅広く厄除けをはじめ、病気平癒、開運、 恋愛成就、学業成就、火防、と多岐にわたっています。
飯綱権現の御神徳 山岳の神、戦勝の神、招福万来、災厄消除、除災開運等。
飯綱権現の伝承地
長野県飯縄山
東京都高尾山

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。
人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
◆著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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4月20日「自分をごまかす娯楽や無駄話に夢中にならないように。」ブッダの教え&毎月20日は、➀月光菩薩、➁十一面観音菩薩、➂客人大明神、➃苗鹿大明神の縁日

☆彡ブッダの教え一日一話

◆『娯楽や無駄話に夢中になる理由』

自分の内面を見張るのを怠って、自分をごまかす娯楽や無駄話に夢中にならないように。

それがもたらす見せかけの楽しさに屈服することなく、自分の内面で「今、何が起こっているのか?」を見張り続ける瞑想者(ヨーギ)はは、やがて心の安らぎにたどり着く。


 法句経27


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

 

☆彡毎月20日は、➀月光菩薩、➁十一面観音菩薩、➂客人大明神、➃苗鹿大明神の縁日です。


月光菩薩 がっこうぼさつ
三十日秘仏の二十日仏。
月光遍照、月浄などとも呼ばれます。
姿としては月輪を持つことが多い。
単独で祀られることはなく、薬師如来の右脇仕として祀られ、薬師如来の教えを伝える役目を日光菩薩とともに受け持ちます。
月の光のような、やさしい慈しみの心を授けます。
日光菩薩月光菩薩(にっこうぼさつ・がっこうぼさつ)とは?
薬師如来をサポートする、太陽と月の光の象徴
 日光菩薩は日光遍照菩薩とも呼ばれ、太陽の如く光を照らして苦しみの闇を消すといわれています。一方の月光菩薩は月光遍照菩薩とも呼ばれ、月の光のようなやさしい慈しみの心で煩悩を消すといわれています。
 基本は薬師如来の脇侍で、左を日光菩薩・右を月光菩薩で三尊で並び、独尊で祀られることはありません。日光菩薩月光菩薩は鏡を見ているようにそれぞれ左右対照的に造られることが多いです。
ご利益
 健康長寿、病気治癒、災難除去のご利益があるとされています。
日光菩薩月光菩薩(にっこうぼさつ・がっこうぼさつ)の像容
 決まった形というのはありませんが、手にはそれぞれ月輪と日輪を持っています。左手が上がっている造形が日光菩薩である場合が多いですよ。
有名寺院と像
 ・奈良県薬師寺
 ・奈良県東大寺
➁十一面観音菩薩
十一面観音(じゅういちめんかんのん)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、六観音の1つでもある。頭部に11の顔を持つ菩薩である。
大光普照(だいこうふしょう)観音とも呼ばれ、頭上の11面のうち、前後左右の10面は菩薩修行の階位である十地を表し、最上部の仏面は仏果を表すとされるが、これは衆生の十一品類の無明煩悩を断ち、仏果を開かしめる功徳を表すとされる。「救わで止まじ」の誓願を持つがゆえに、大悲闡提とも呼ばれる。六観音の役割では、阿修羅道衆生を摂化するという。
◆十種勝利
離諸疾病(病気にかからない)
一切如來攝受(一切の如来に受け入れられる)
任運獲得金銀財寶諸穀麥等(金銀財宝や食物などに不自由しない)
一切怨敵不能沮壞(一切の怨敵から害を受けない)
國王王子在於王宮先言慰問(国王や王子が王宮で慰労してくれる)
不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身(毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない。)
一切刀杖所不能害(一切の凶器によって害を受けない)
不能溺(溺死しない)
不能燒(焼死しない)
不非命中夭(不慮の事故で死なない)
◆四種功德
臨命終時得見如來(臨終の際に如来とまみえる)
不生於惡趣(悪趣、すなわち地獄・餓鬼・畜生に生まれ変わらない)
不非命終(早死にしない)
從此世界得生極樂國土(今生のあとに極楽浄土に生まれ変わる)
日本語では「十一面観音菩薩」、「十一面観世音菩薩」など様々な呼び方があるが、国宝、重要文化財等の指定名称は「十一面観音」となっている。
日本での信仰
密教系の尊格であるが、雑密の伝来とともに奈良時代から信仰を集め、病気治癒などの現世利益を祈願して十一面観音像が多く祀られた。観音菩薩の中では聖観音に次いで造像は多く、救済の観点からも千手観音と並んで観世音菩薩の変化身の中では人気が高かった。
伝承では、奈良時代修験道僧である泰澄は、幼少より十一面観音を念じて苦修練行に励み、霊場として名高い白山を開山、十一面観音を本地とする妙理権現を感得した。平安時代以降、真言宗天台宗の両教を修めた宗叡は、この妙理権現を比叡山延暦寺遷座し、客人権現として山王七社の1つに数えられている。
◆日本におけるおもな作例
奈良時代
奈良・聖林寺
京都・観音寺像
京都・大雲寺像未指定
平安時代
滋賀・向源寺(渡岸寺)像
京都・六波羅蜜寺
大阪・道明寺像
奈良・法華寺
奈良・室生寺
絵画
奈良国立博物館本(平安時代
➂客人大明神 日吉大社白山姫神
御祭神は、菊理姫神
客人大明神・客人権現(きゃくじんごんげんん)日吉大社白山姫神
 山王七社(比叡山に祀られた神様です。山王は山麓にある日吉神社ひえじんじゃのことです。)のひとつ。
客人権現白山宮白山姫神
滋賀県大津市の日吉山王の祭神。商家で、客足の多くなることを祈願して祭る。
客人大権現を崇敬した人々 : 芝居茶屋・遊郭・料飲業・・・接客業に”千客万来”をもたらす神さま
 客人権現(まろうど・きゃくじんごんげん)は三十番神にも登場します。
客人(まろうど、まらひと)とは、元来は稀に来訪する神さまの意味で、神さまを丁重におもてなしすることが福を授かることに通じます。権現とは、仏さまが仮に神さまの御姿で現れたもの、という意味で、当時はたいへん尊い神仏に対して使われていた呼び名です。
本地仏は十一面観音です。
女性の姿で、八王子山麓に現れた神様。手に持っているのは払塵ほつじんです。
本殿<国重要文化財
慶長3年(1598)建立。三間社流造、檜皮葺。樹下神社本殿とほぼ同型式。
拝殿<国重要文化財
慶長3年(1598)建立。本殿と同時期につくられた。入母屋造。檜皮葺。
【国重要文化財】「日吉大社摂社白山姫神社本殿」信長の焼き討ちの後、慶長3年(1598年)に建てられた。三間社 流造で屋根は檜皮葺き。向拝は一間で浜床(ハマユカ)付き、前室の正面は蔀戸(シトミド)となっている。樹下神社本殿とはほぼ同形式となっているが、装飾金具が少なく簡素な造りで、落ち着いた中に各部の意匠に気を配った建物である。
日吉大社(ひよしたいしゃ)は、滋賀県大津市坂本にある神社。式内社名神大社)、二十二社(下八社)の一社。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社である。通称として山王権現とも呼ばれる。猿を神の使いとする。西本宮と東本宮を中心とする400,000m2の境内は国の史跡に指定される。
祭神
2つの本宮と以下の5つの摂社から成り、日吉七社・山王七社と呼ばれる。
本宮
西本宮:大己貴神大国主神に同じ)
東本宮:大山咋神
5摂社
牛尾宮:大山咋神荒魂 - 大山咋神の荒魂
樹下宮:鴨玉依姫命
三宮宮:鴨玉依姫命荒魂 - 鴨玉依姫命の荒魂
宇佐宮:田心姫神
白山宮:菊理姫
◆主な寺院
日蓮宗 高林山 法典寺 東京都港区六本木6-7-18 客人大権現画像
・渋江白髭神社白髭神社・客人大権現(まろうどだいごんげん)東京都葛飾東四つ木4-36-18
御祭神:猿田彦命大己貴命建御名方命
六代将軍・徳川家宣の側室・左京の局(月光院、お喜世の方)が当社への信仰により後の七代将軍となる家継を懐胎したことから、評判が広まり、遠近からの参詣者が絶えず賑わった。
神社に残る客人大権現縁起や勧進牒の版木には、「諸人愛敬、商売繁昌、芸能上達、諸願満足、如意吉祥、息災延命、子孫繁栄、一粒万倍」、「武運長久、四民安穏、諸商売繁昌」などのご神徳が掲げられています。
 諸人愛敬(万人から愛され敬われる)、あるいは芸能上達といった接客をを生業とする人々にとってはたいへんありがたいご利益をもたらしてくださり、それが千客万来、やがて商売繁昌へとつながるという信心から参詣者が雲集したと考えられますし、参詣してご利益が叶ったと感じた人々がそのことを伝えてきたために、地誌や名所案内に載らなくとも、口伝だけで長期間にわたり崇敬を集めてきたのだと考えるのが自然ではないかと思われます。
➃苗鹿(なえか)大明神(阿弥陀如来)大津那波賀神社
那波加神社(なはかじんじゃ/なばかじんじゃ)は、滋賀県大津市にある神社。式内社で、旧社格は県社。神紋は「苗を背負鹿」「三ツ巴」「抱茗荷」
祭神
主祭神
天太玉命 (あめのふとだまのみこと)
配神
於知別命 (おちわけのみこと)
文献上では「落別王」「祖別命」とも。第11代垂仁天皇皇子で、当地を治めた小槻氏の始祖。一説には、於知別命ではなく雄琴神社祭神の今雄宿禰命が祭神であるともいわれる。
明治時代まで、主祭神は宇賀御玉命とされていた。『特選神名牒』では、「苗鹿」という社名から稲の神・宇賀御玉命が附会されたものであろうとしている。
【ご利益】
地域・家内安全、地域・産業振興、平穏安寧

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。

人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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