終活・生活・再生日記 「夢幻」

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毎月1日は『定光仏、妙見、水天』の縁日

☆彡毎月1日は『定光仏、妙見、水天』の縁日


定光仏(じょうこうぶつ)・錠光仏・燃燈仏は三十日秘仏の一日仏。

 


錠光仏とも書きます。燃燈仏ねんとうぶつとも言われ、提和竭羅仏だいわがつらぶつと音写します。
灯火を輝かす者という意味です。


燃灯仏は過去世に出現して、釈尊に授記した仏であり、釈尊以前に現れたといわれる二十四仏の1人です。

 

過去の世において、修行中のお釈迦様に成仏の授記を与えたとされる仏様です。

日月燈明仏---妙光菩薩---定光仏という教えの流れがあります。

 

燃燈仏(ねんとうぶつ)は、釈迦が前世で儒童梵士(じゅどうぼんし)と呼ばれ修行していたとき、未来において、悟りを開き釈迦仏となるであろうと予言(これを授記という)した仏である。

 

燃燈の原名はディーパンカラ(Dipankara)で、提和竭羅(だいわがつら)と音写し、定光仏、錠光仏などとも漢訳される。

 

灯火を輝かす者という意味があり、肩に炎をもつ独特な仏である。

 

◆釈迦の成仏予言
「瑞応経」などによると、釈尊が儒童梵士(菩薩)と呼ばれた過去世において、鉢摩(はつま)の国に来た折に街の人々が歓喜して水溜りに土を盛り清掃しているので、その理由を尋ねたところ「間もなく錠光如来がここに来臨し給う」と聞いたので、共に道普請に加わった。

 

しかるに道がいまだ完成しないのに、仏が多くの弟子を随えて現われ給うた。すると儒童菩薩は花を持っていた女人より五華をあがない、その花を仏の頭上に散じて荘厳し、自らは鹿皮の衣を脱いで湿地を覆い、足りないところには髪の毛をほどいて泥濘に敷き身を伏せて「仏よ、どうぞ弟子方と共に私の背中を踏んで通り給え」と申し上げ、衆生無辺誓願度の大願を誓った。


すると、その時すでに投げられていた蓮華は空中に留まり、妙香を放ち華を開かせ、儒童の手元にしっかりと根を張った。

 

仏は、この菩薩の殊勝な誓願を知り給い、「儒童よ、御身は必ず遠き未来において能仁如来(のうにんにょらい=釈迦如来の別名)となるであろう」と、未来に成仏する約束を予言せられたという。


☆彡毎月1日・15日は、
●『妙見の縁日』 : 
妙見(みょうけん・妙見菩薩の略)の縁日です。
1月1日の初詣は「初妙見」といって重んじられています。

 

妙見菩薩 みょうけんぼさつ
北極星を神格化した仏様です。北辰妙見菩薩妙見尊星王ともいわれ、菩薩でありながら分類では天部として扱われます。


本地仏に関しては、お釈迦様、観音様、お薬師様など異説が多くあります。
十一面観音を本地とする軍神としての妙見神もあります。


明確に姿が定められていなかったので、古いものは吉祥天のようなものもあります。
現在では亀に乗って剣を持つ姿が多く、尊星王曼荼羅では竜に乗ります。髪を撫でつけた髪型が特徴です。


四臂の忿怒相の像もあります。


日蓮宗のお寺に多く祭られています。


・仏様の手を数えるときは臂(ひ)といいます。例えば顔が3つで手が6本のときは三面六臂といいます。

 

※「妙見菩薩」とは、北斗七星を神格化した菩薩。
尊星(そんしょう)王、妙見尊星王、北辰(ほくしん)菩薩ともいわれます。
国土を守り、災難を除去し、敵を退け、または人の寿命を延ばす福徳ある尊像です。
古来、人間の一生は天文と関係していると考えられ、北半球では北斗七星がその中心とみなされていました。


これは、北斗七星が人の善悪の行為をみて、禍福を分け、死生を決めるものという、道教の思想から出たものと混交したものです。


密教系や日蓮宗系で祀(まつ)る事が多く、特に眼病平癒の為に修する法を妙見法といいます。


形像は二臂(ひ)像、四臂像、竜に乗るもの、手のひらの上や蓮(はす)の上に北斗七星を置くもの等がありますが、一面四臂で二手に日と月とを捧(ささ)げ、二手に筆と紀籍(鬼籍)を持ち、青竜の上に乗るのが代表的です。


千葉神社


妙見菩薩を祭っている神社としては、千葉市の「千葉神社」、岩手県奥州市の「日高神社」、岩手県九戸郡の「九戸神社」大阪府の「星田妙見宮」が有名です。


☆彡毎月1日・5日・15日は、
●『水天の縁日』 : 毎月の5日だけの所もあります。


★水天 すいてん

 


パワースポット / 水天宮(東京)


十二天の西の担当です。川や海に住む神や竜たちの主で、竜を眷属とします。
左手に持つのは竜の索。頭の上に五匹の竜が居るのが基本形で、七匹または九匹もあります。後背の輪は水輪です。


水は仏教的元素、五大(地水火風空)の一つ。水は高いところから低いところへ流れ、植物を潤し花実を育てます。智慧も水と同様に、法界より世間に流れ、未熟な修行者を潤して悟りの大果実に導きます。


また、水は高いところから低いところへ流れるとともに、器に応じるので、平等を意味します。

 

水天は十二天・八方天の一つで、水を司り、旱天・洪水の難を守るという竜神で、降雨を祈る「水天法」の本尊です。

 

※「水天」は、水に縁のある神様で「海運業・漁業・水商売」等を加護し、また「安産の守り神」ともされています。

 

総本社は福岡県久留米市の「水天宮」で、平家の一族と共に壇ノ浦に入水した「安徳天皇」と「建礼門院」が祀られています。


また、東京日本橋の「水天宮」は、水難除け・安産・水商売の守り神として有名です。
安産の神ということから戌の日にも参拝者が多く、特に戌年戌月戌日と縁日が重なると「大戌」といって珍重されます。


●ご利益
・安産、子授け、子育て。
・水難除け、農業・漁業・海運・水商売の守護。

一方、密教では、西方を守護する神です。

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