終活・生活・再生日記 「夢幻」

生と死と再生&感謝、祈り・絆、縁日、雑感等についてお知らせしています。

スポンサーリンク

毎月28日は大日如来、三宝荒神、不動明王、鬼子母神の縁日

毎月28日は大日如来三宝荒神不動明王鬼子母神の縁日

 

 縁日とは仏様との縁のある日のことです。神仏の降誕、示現、誓願などのゆかりのある日を選び特別な祭祀や供養が行われるのが縁日で、参拝して仏様とのご縁を深めます。縁日に参拝すると、普段以上の御利益があると信じられており、特に初詣のお寺参りは定番になっています。


大日如来の縁日
大日如来(だいにちにょらい、または毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ))、梵名 マハー・ヴァイローチャナは、密教において信仰される尊格。
ひつじ年(未年)・さる年(申年)の人々の守護本尊であらゆる祈願に応じ、悟りの境地に至らしめる。

 

 

大日如来信仰
日本では平安時代に浸透した密教において最高仏として位置づけられ、大日信仰が成立した。
富士信仰の対象にもなっています。
大日如来は二つのあらわれ方をする。如来に内在する理徳の面を示す胎蔵界(たいぞうかい)大日如来と、外に表現される智徳の面を示す金剛界(こんごうかい)大日如来である。

 

【虚空に遍く存在するという真言密教の教主、宇宙を総べる絶対仏】
大日如来密教での呼び名で、奈良の大仏として知られる毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)と同じ仏様です。

 

神仏習合の解釈では、大日如来が神として肉体を持って現れたのが天照大神です。
釈迦如来が肉体を持って現れると素戔嗚尊スサノオ)になります。

大日如来は宇宙そのものを御身とされる仏様です。ですからあなたはその中で生かされているのです。大日如来の命を生きているのです。生かされていることに感謝しましょう。

 

大日如来真言すると一切の病は癒え、妊娠している人は無事安産できるといわれている。

光明真言(こうみょうしんごん)は大日如来真言として知られています。光明真言を108回唱えて清浄な土砂を拝み、墓地にその土砂を巻くことで死者の罪は許され、浄土に行けるとされています。
 
また、胎蔵界大日如来真言はあらゆる邪魔、障害を取り除いてくれるご利益がありとされています。つまり、生者にも個人にも大日如来はご利益を与えてくれるのです。

 

●有名な寺院
教楽院大日堂(宮城)、羊神社(愛知)、大国魂神社(東京)、玉川大師(東京)、法輪寺(京都)、
唐招提寺金堂(奈良)、高野山金剛峯寺(和歌山)ほか、全国の真言宗の寺院など

 

★『三宝荒神の縁日』 :
三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)は、日本特有の仏教における信仰対象の1つ。仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する仏神である。

 

※「三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)」は、関東ではあまり知られていませんが、日本特有の神・仏教における信仰対象の一つです。
神道では「道祖神」、「奥津彦命(おきつひこのみこと)」、「奥津姫命(おきつひめのみこと)」を荒神として祀っています。


仏教では「仏・法・僧の三宝」(仏法ならびに「伽藍(がらん)・僧侶が集まり修行する清浄な場所」)を守護し、不浄を「厭離(おんり)」すると言われますが諸説があり、「歓喜天と同体とする」説、弘法大師三宝荒神の本地は「文殊菩薩」とし、日蓮聖人は御義口伝(おんぎくでん)に、「鬼子母神の眷属十羅刹女なり」とあり、「飢渇の神」、「貪欲の神」、「障礙の神」としています。


日蓮宗では「普賢三宝荒神」としてお祀りします。
いずれにせよ、悪人を罰し、善人をたすける神で、我々の生活に密接な関係のある非常に重要な神です。


その像は、「三面六臂(八面八臂もあり)」の忿怒像で、右手に「独鈷(どっこ)」、「蓮華」、「宝塔」を、左手に「鈴」、「宝珠」、「羯磨杵(かつましょ)」を持ちます。


有名なところでは、曹洞宗大本山總持寺」で、伽藍神として「三宝荒神」をお祀りしています。

 

家庭でお札を祀る際には仏壇ではなく、一社宮の神棚で祀る
 

★『不動明王の縁日』 :
五大明王・八大明王の主尊。大日如来の命を受けて魔軍を撃退し、災害悪毒を除き、煩悩(ぼんのう)を断ち切り、行者を守り、諸願を満足させる。右手に利剣、左手に縄を持ち、岩上に座して火炎に包まれた姿で、怒りの形相に表す。両眼を開いたものと左眼を半眼にしたものとあり、牙(きば)を出す。制吒迦(せいたか)・矜羯羅(こんがら)の二童子を従えた三尊形式が多い。不動尊。無動尊。

 

とり年(酉年)の人々を守る守護本尊家内安全・商売繁盛・・・誰もが願う現世利益が叶う


※日本では密教の隆盛とともに信仰を集める様になりました。
1月28日は「初不動」で、この初不動で焚く護摩を初護摩といいます。
不動明王大日如来の化身で、いっさいの悪魔・煩悩を降伏させんが為に、忿怒の相を化現したといわれる五大明王の主尊です。


堅固で不動の菩提心の威力によって、種々の煩悩・障害を焼き払い、悪魔や迷いのすべてを抑さえ静め、菩提を成就させ、長寿を得させるといわれ、また、如来の使者として真言行者を護持するといわれます。


その像は、顔は怒りの相を現し、目を怒らせ、両牙を咬みみ、右手に降魔の剣を、左手に縛のなわ(窮索)を持ち、火炎光背を背にして、岩石の上に座る姿です。
延暦寺明王堂」、「千葉県成田山」、東京・目黒「深川の不動尊」、大阪天満天神のそばの「不動尊」などが有名です。

 


★『鬼子母神の縁日』 :
「鬼子母(きしぼ)神」は仏教諸神の一つです。


※「鬼子母」は、500人(一説に千人又は一万人)の子の母でありながら性質邪悪で、常に人の子を捕えて食べて仕舞う為、仏は彼女が最も愛していた末子、愛好をを隠して戒め、仏教に帰依させたといわれます。


以後、求児・安産・幼児保育など(時として盗難除の守護)の祈願を叶える「仏法の護法神」となり信仰されています。


その像は、天衣瓔珞をつけ、子供を一人懐に抱いて、右手に吉祥果(ざくろ)を持ちます。


ざくろは人肉に似た味がするといわれます。
東京・入谷の「おそれいりやの鬼子母神」が有名です。

 

◆主な縁日
元三大師 - 1月3日
宝生如来 - 毎月3日
阿しゅく如来(阿閦如来) - 毎月4日
弥勒菩薩 - 毎月5日
水天宮 - 毎月5日(毎月1日,5日,15日とする所もある)
薬師如来 - 毎月8日
金毘羅 - 毎月10日
虚空蔵菩薩 - 毎月13日
日蓮聖人 - 毎月13日
普賢菩薩 - 毎月14日
阿弥陀如来 - 毎月15日
閻魔 - 毎月16日
歓喜天(聖天) - 毎月16日
千手観音菩薩 - 毎月17日
観世音菩薩 - 毎月18日
七面天女 - 毎月18日,19日
馬頭観音菩薩 - 毎月19日
十一面観音菩薩 - 毎月20日
准提観音菩薩 - 毎月21日
弘法大師 - 毎月21日
如意輪観音菩薩 - 毎月22日
不空羂索観音菩薩 - 毎月23日
勢至菩薩 - 毎月23日
八幡神 - 毎月23日
地蔵菩薩 - 毎月24日
愛宕権現 - 毎月24日
文殊菩薩 - 毎月25日
天神 - 毎月25日(天神祭
法然上人 - 毎月25日
愛染明王 - 毎月26日
不動明王 - 毎月28日
大日如来 - 毎月28日
釈迦如来 - 30日
妙見菩薩 - 毎月1日,15日
鬼子母神 - 毎月8日,18日,28日
稲荷神 - 午の日
摩利支天 - 亥の日
毘沙門天 - 1月,5月,9月の最初の寅の日
大黒天 - 甲子の日
弁才天(弁財天) - 己巳の日
帝釈天青面金剛 - 庚申の日
荒川遊園地前停留場 - 毎月2の付く日(毎月2日,12日,22日)

 

スポンサーリンク