☆彡ブッダの教え一日一話
◆『時には友に疎まれるのもよし』
どうしても必要と思われる時は、間違った方向へ進もうとしている友にアドバイスをしてあげ、ネガティブな考え方やネガティブな口癖から離れるように口出ししてあげることもお互いのためになる。
相手が、友であるに値するまともな人間ならば、君の言葉に喜んで耳を傾けてくれるだろう。
もし、相手が友であるに値しないような、聞く耳を持たぬ人間であるなら、君はその人から「うるさいなあ」と疎まれるだろう。
けれどもその結果、そんな人からは嫌われて仲良くしなくて済むようになるのだから皮肉なことに、聞いてもらえないなりに良い結果となる。
法句経77
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 言語学
- ショップ: ネットオフ楽天市場支店
- 価格: 358円
毎月24日は、➀地蔵の縁日➁愛宕の縁日➂祇園大明神④広田大明神の縁日です。
➀地蔵の縁日
「地蔵菩薩」は、釈迦仏の委託を受けて、その入滅から56億7千万年後に、「弥勒菩薩」として出世するまでの間(無仏の期間)、釈迦に代わって「六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)」の一切衆生の苦を除き、福徳を与えると言われます。
特に地獄の衆生を「化導(済度する)し、代わりに苦しみを受ける菩薩とされ、俗説では、地蔵は子供の成長を守り、その死後「賽の河原」で苦難を救うと伝えられ、子供の守護仏として信仰されています。
※◎1月24日を『初地蔵』と呼び、また◎7月24日に「地蔵盆」が行われます。
特に京都の地蔵盆が盛んで、現在では8月22日~24日まで行われます。
地蔵の縁日もまた地蔵菩薩の功徳を講讃する法会である「地蔵講」に由来すると言われます。
全国各地に、この石像を路傍にたて、香花を供えて祀る風習が残っていますが、地蔵尊の代表ともいうべき東京豊島区巣鴨の「とげぬき地蔵尊の大祭」は、◎1月24日の『初地蔵』に行われ、特にお年寄りの信仰をあつめています。
地蔵に参詣すると地蔵の十福といって、「女人泰産・身根具足・衆病疾除・寿命長遠・聡明知慧・財宝盈益・衆人愛敬・穀物成熟・神明加護・証大菩提」の10の福徳が得られると言われます。
●『納めの地蔵』 :
一年で最後の「地蔵の縁日」を「納めの地蔵」といいます。
★地蔵菩薩 じぞうぼさつ
十三仏の35日(五七日)導師。三十日秘仏の二十四日仏。
右手に錫杖、左手に宝珠が一般的な姿です。通常「菩薩」と名の付く仏様は、冠やブレスレット、ネックレスなど派手な装飾品をつけていますが、お地蔵さまはサッパリしています。また他の仏さまは成人の姿ですが、お地蔵さまは子供のような可愛らしい姿が基本です。
地蔵の地は大地を意味します。インドでは農耕の女神からスタートしています。中国に伝わってから、農耕の地と地獄の地が、道教の十王思想の影響で結びつきます。そこでお地蔵様は地獄から救って下さる仏様となります。
お地蔵様は、お釈迦様が亡くなってから弥勒菩薩が登場するまでの間、私達を救うのが主な役目です。上は極楽から下は地獄まで、六つの世界で活躍する六地蔵の名前が有名です。
大地は私たちの衣食住から金銀財宝に至るまで、いろいろなものを与えてくれます。お地蔵様も同様に、私たちに色々な恵みを与え、その生活を護持するところから、この名前がつきました。安産・健康・長寿 ・智恵・豊作・求財などにご利益があります。
➁愛宕の縁日
「愛宕権現」は、全国の愛宕社の根本社で、雷神を祀り、防火の守護神として特に有名です。
総本社は、京都市の愛宕山の「愛宕大権現」で、ここに参拝する事を、「愛宕参り」と言います。
金比羅と同様に、一般に高い山の上に祀られています。
旧暦6月24日は「愛宕の千日詣」で、この日に参詣すれば、平日の千度に当るとされます。
愛宕神社の祭神は「埴山姫命」、「伊邪那岐命」等で、愛宕参りでは「火廼要慎」と書かれた護符を頂きます。
京都の人は「愛宕さん」ともいい、「伊勢へ七たび熊野へ三度、愛宕さんへは月参り」と謡われて強い信仰をあつめました。
●『終い愛宕』:
一年で最後の愛宕の縁日を「終い愛宕」といいます。
➂祇園大明神 八坂神社
八坂神社(やさかじんじゃ)は、京都府京都市東山区祇園町北側にある神社。二十二社(下八社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社である。通称として祇園さんとも呼ばれる。7月の祇園祭(祇園会)で知られる。
主祭神
中御座:素戔嗚尊 (すさのおのみこと)
東御座:櫛稲田姫命 (くし(い)なだひめのみこと) - 素戔嗚尊の妻
西御座:八柱御子神 (やはしらのみこがみ) - 素戔嗚尊の8人の子供(八島篠見神、五十猛神、大屋比売神、抓津比売神、大年神、宇迦之御魂神、大屋毘古神、須勢理毘売命)の総称
配神
(東御座に同座) 神大市比売命、佐美良比売命 - いずれも素戔嗚尊の妻
(西御座に御座) 稲田宮主須賀之八耳神
◆御利益
厄除け・縁結びの神、祇園さんの呼び名で親しまれでいる。日本三大祭のひとつ祇園祭は京都の代表的行事である。師走の風物詩「をけら詣り」も有名。全国の祇園社の総本社。
恋占いの石 本殿の前に約10メートルの間隔で二つ置いてある恋占いの石は、一方の石からもう一方の石へ目を閉じたままで辿り着ければ恋が叶うという言い伝えがあります。一度で辿れ着けなければ恋の成就も遅れるそうです。誰かの手に助けられて目的の石に向かえば、恋も誰かのアドバイスなどの助けが必要になるようです。
美容水
境内には、手や顔を洗うと肌も心も美しくなるといわれる、ご神水「美容水」が湧き出ています。
(※飲料水ではありません)
まずは、手を清めて本殿にお参りしましょう。
それだけでもご利益があるのですが、お参りの後に2~3摘お顔へもいただきましょう。
人の美を現すものには、目に見える容姿をはじめ、言葉や立ち居振る舞いなど、様々なものがありますね。
これら美徳の根元は、清く美しい心、美は女性の永遠のテーマ。
八坂神社の美御前社には美人の誉れ高き宗像三女神がお祀りされています。その三女神は多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)の三女神です。
その宗像三女神のうちでも、際立つ美人の神が市杵島比売命様です。市杵島比売命様は、七福神の一神である弁天様や美貌の女神である吉祥天とも習合していたそうです。
◆円山公園のしだれ桜
円山公園には枝垂桜、染井吉野、山桜など約700本の桜があり、毎年多くの花見客で賑わいます。
その公園の中央にあるのが「祇園の夜桜」として有名な祇園枝垂桜です。
正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」
④広田大明神(勢至菩薩)兵庫広田神社
廣田神社(ひろたじんじゃ)は、兵庫県西宮市にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(下八社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
主祭神
天照大神荒魂 (撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかいつひめのみこと))
伊勢神宮内宮の第一別宮荒祭宮祭神と御同体
脇殿神
住吉大神
八幡大神
武御名方大神
高皇産霊神
日本の国石と言われる水晶(クリスタル)、この廣田神社には歴史ある水晶のお宝が保管されております。
この水晶の玉の中にある傷が剣の形にも見えることから剣珠(けんじゅ)と称された如意宝珠を安置する剣珠宮殿は以前、鍵がどこかにいってしまい開けられなかった箱が開き、平成13年(2001年)の廣田神社の御鎮座1800年式年祭の時に修理を行いこれに剣珠を安置し、一般公開され、以降毎年公開されているようです。
境内にはコバノミツバツツジの群落があり、総数2万株に及ぶ。このツツジ群落は兵庫県指定天然記念物である。
廣田神社が勝運(昇運)の神といわれるのには「日本書記」に記されています。それによると、熊襲との戦いで夫君仲哀天皇を失い、運勢的に最低調にあった神功皇后は廣田大御神の守護を得てからは連戦連勝で運勢も急上昇だったらしく、源頼朝の平氏討伐祈願、蒙古襲来の度にも御神威を発揮されたことから国難の守り、国家鎮護の大神として武運長久・勝運・合格の大神としても崇拝されています。
阪神タイガースが全選手・監督・コーチをそろえて毎年キャンプイン前の1月に廣田神社(武運長久⇒優勝を祈願)に参拝する行事は、球団創立時からの伝統である。
神功皇后の新羅征伐からの帰還伝説に依拠すると思われる廣田神社・西宮神社の夏祭御神幸が戦国時代まで行われていた。
やはり、神功皇后に従って先祖が出兵したとの伝説を持つ北風家等がある和田岬(輪田岬)まで、往路は数百艘の船で、復路は陸路で馬に乗った一群の辰馬・八馬・葛馬・乙馬(おつま/おとま)・音馬・小上馬・六馬・七馬・十馬・中馬・大黒馬・一馬・大徳馬・小唐馬・善茂馬などの家の者が付き従った。
主祭神の天照大神荒魂とは、瀬織津姫のことであったとする説がある。戦前の由緒書きには、瀬織津姫を主祭神とすることが明確に記されていた。
廣田神社の祭儀行事の中でも特に兵庫県内で唯一500年以上の歴史を誇る御田植神事「めぐみ廣田の大田植え」が有名です。
★小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。
人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市の浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
『ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
『超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。