毎月4日は➀阿閦如来➁気比大明神➂松尾大明神の縁日です。
➀阿閦如来(あしゅくにょらい)
十三仏の七回忌導師。三十日秘仏の四日仏。
左手で衣の端をにぎっているのが特徴です。
西方極楽浄土の阿弥陀様と並んで、東方に住む大乗の仏様の一つとして重視されています。しかし、少し地味な存在で、四仏または五仏のひとつとして祀られるのが一般的です。
鏡のように全てを映し出すという意味で大円鏡智だいえんきょうちと呼ばれる智を表します。
法華経では、前生は大通智勝如来の十六王子の一人とされています。薬師如来と同じと言う考え方もあります。
阿閦如来(あしゅくにょらい)とは?
語源は「揺るぎないもの」を意味し、物事に動じず迷いに打ち勝つ強い心を授けるといわれています。阿閦如来は「大円鏡智(だいえんきょうち)」と呼ばれる智慧を具現化した仏です。「大円鏡知」は知識や経験のない純粋な心、鏡のようにありのままを映し出す清らかな心という意味を持っています。
ご利益
密教における大日如来の五つの智慧を表す五智如来の一尊で、薬師如来と同等と考えらました。そのため病気治癒、無病息災、滅罪の功徳があるといわれています。
阿閦如来(あしゅくにょらい)の通常像容
左手は衣服の端を握り、右手は指を下に伸ばす降魔印(ごうまいん)を結んでいます。これは恐怖や誘惑に打ち勝つ強い心を表しています。阿閦如来の単独の造像はほとんどありません。
有名寺院と像
・京都府:東寺
・奈良県:西大寺
●五大如来=金剛界五仏
中央大日如来/東阿閃如来/南宝生如来/西阿弥陀如来/北不空成就仏
●胎蔵界五仏
中央大日如来/東宝幢如来/南開敷華王如来/西無量寿如来/北天鼓雷音如来
●四菩薩=四仏
金剛宝/金剛光/金剛幢/金剛咲
➁気比大明神 気比神宮
氣比神宮(けひじんぐう、気比神宮)は、福井県敦賀市曙町にある神社。式内社(名神大社)、越前国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
概要
福井県中央部、敦賀市市街地の北東部に鎮座する。敦賀は天然の良港を有するとともに、北陸道諸国(現在の北陸地方)から畿内への入り口であり、対外的にも朝鮮半島や中国東北部への玄関口にあたる要衝である。神宮はそのような立地であることから、「北陸道総鎮守」と称されて朝廷から特に重視された神社であった。
『古事記』『日本書紀』では早い時期に神宮についての記事が見えるが、特に仲哀天皇(第14代)・神功皇后・応神天皇(第15代)との関連が深く、古代史において重要な役割を担う。また、中世には越前国の一宮に位置づけられており、福井県から遠くは新潟県まで及ぶ諸所に多くの社領を有していた。
社殿はほとんどは第二次世界大戦中の空襲で焼失したため、現在の主要社殿は戦後の再建になる。空襲を免れた大鳥居は「日本三大鳥居」にも数えられる壮麗な朱塗鳥居であり、国の重要文化財に指定されている。また境内社の角鹿(つぬが)神社は「敦賀」の地名発祥地であると伝える。そのほか祭事では多数の特殊神事が現在まで続き、古図、古面等の有形文化財を伝えている。
祭神は次の7柱。
本殿(本宮)に主祭神と2柱、本宮周囲の四社の宮(ししゃのみや)にそれぞれ1柱を祀る。
本殿(本宮)
伊奢沙別命(いざさわけのみこと) - 主祭神。「気比大神」または「御食津大神」とも称される。
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう) - 第14代天皇。
神功皇后(じんぐうこうごう) - 仲哀天皇の皇后。
四社の宮
東殿宮:日本武尊(やまとたけるのみこと)
総社宮:応神天皇(おうじんてんのう) - 第15代天皇。
平殿宮:玉姫命(たまひめのみこと、玉妃命) - 『気比宮社記』では神功皇后の妹の虚空津比売命とする。
西殿宮:武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)
御利益
家内安全。商売繁盛。航海安全。金運アップ。対人運アップ。開運。五穀豊穣。芸能上達。対人運アップ。海上交通安全。農漁業の守護。無病息災。延命長寿。
食の点から健康、延命長寿、命の蘇りの力を授かる。生命力補充。
「氣比の長命水」をいただくとよい。
➂松尾(まつのお)大明神 京都松尾大社
松尾大社(まつのおたいしゃ/まつおたいしゃ)は、京都府京都市西京区嵐山宮町にある神社。式内社(名神大社)で、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
概要
京都市西部、四条通西端に位置し、東端の八坂神社(祇園社)と対峙して鎮座する。元来は松尾山(標高223メートル)に残る磐座での祭祀に始まるとされ、大宝元年(701年)に文武天皇の勅命を賜わった秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勧請して社殿を設けたといわれる。
その後も秦氏(はたうじ)により氏神として奉斎され、平安京遷都後は東の賀茂神社(賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)とともに「東の厳神、西の猛霊」と並び称され[1]、西の王城鎮護社に位置づけられた。中世以降は酒の神としても信仰され、現在においても醸造家からの信仰の篤い神社である。
祭神
主祭神は次の2柱。
大山咋神(おおやまぐいのかみ)
中津島姫命(なかつしまひめのみこと) - 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の別名とする。
松尾祭
神幸祭 (4月20日以降の第1日曜)
還幸祭 (神幸祭3週間後の日曜)
◆松尾大社のご利益
【亀の井】
社伝によると、松尾大社の主神・大山咋神(おおやまくいのかみ)が、社殿裏の大杉谷にかかる霊亀ノ滝の水で酒を醸したといわれています。そのため酒造の神として有名で、酒造業者や酒屋さん、杜氏の方々に特に厚い信仰を集めています。
松尾大社の境内には”亀の井”とよばれる霊泉が湧き出る井戸があり、この水を醸造の際に混ぜるとお酒が腐らないといわれています。またその水は長寿にも効果があるといわれ、各地から汲みに来る人で後を絶えない霊水です。
【相生の松】
松尾大社の境内には、雌雄根を同じくし、”相生の松”の名で親しまれる樹齢350年を数える古木があります。昭和31、32年に天寿を全うし、現在は名松の大株を見ることができます。夫婦和合・恋愛成就の象徴といわれ、篤い信仰を集めています。
【撫で亀さん(神使の「亀」)】
古来より「亀」と「鯉」は、松尾大神様のお使いといわれ、中でも「亀」は健康長寿のシンボルとして親しまれています。この亀さんの健康長寿の霊威にあやかって、「撫で亀さん」に直接手で触れてご利益を授けていただきましょう。
☆彡誕生日 7月4日
1790年ジョージ・エベレスト (英:数学者,測地学者,インド亜大陸を精密に測量)Sir George Everest[1886年12月1日歿] 1852年、インド測量局はヒマラヤ山脈の中で「PeakXV」という仮称をつけられた山が世界最高峰であることを発見。測量局長官アンドリュー・スコット・ウォーは調査の結果、現地名が発見できなかったとして、1865年に前任者のサー・ジョージに敬意を表して同山を「エベレスト山」と名づけたと発表した。
1804年ナサニエル・ホーソーン (米:小説家『緋文字』)Nathaniel Hawthorn[1864年5月19日歿]
1826年スティーブン・フォスター (米:作曲家『おおスザンナ』)Stephen Collins Foster[1864年1月13日歿]
1867年岸清一 (弁護士,IOC委員「日本の近代スポーツの父」)[1933年10月29日歿]
1894年福本和夫 (共産主義運動指導者)[1983年11月16日歿]
1910年グロリア・スチュアート(米:女優)Gloria Stuart[2010年9月26日歿]
1975年、30年ぶりにテレビにカムバックして以来、コンスタントに女優業を続け、1997年の『タイタニック』では101歳になった主人公のローズを演じ、87歳にしてアカデミー助演女優賞にもノミネートされた(アカデミー賞の演技部門の最年長ノミネート記録を持つ)。
1924年エリック・フレミング (米:俳優)Eric Fleming[1966年9月28日歿]
1927年ジーナ・ロロブリジーダ (伊:女優『パンと恋と夢』)Gina Lollobrigida
1927年若山彰 (歌手)[1998年12月9日歿]
1953年おりも政夫 (俳優,歌手(フォーリーブス))
1957年眞野あずさ (女優)
1958年春けいこ (漫才師(春やすこけいこ[解散]))
1963年石塚勇 (歌手(ザ・キングトーンズ))
1969年ヒロコ・グレース (タレント)Hiroko Grace
1971年中原果南 (女優)
☆彡命日・忌日 7月4日
1106年源義家 (武将) <数え68歳>[1039年生]
1926年シャルル・ルルー (仏:作曲家,日本の近代音楽の普及に貢献) <74歳>Charles Edouard Gabriel Leroux[1851年9月13日生]
1934年マリ・キュリー(キュリー夫人) (仏:物理学者(原子物理),ピエール・キュリーの妻) <66歳>Marie Curie1903年ノーベル物理学賞/1911年ノーベル化学賞[1867年11月7日生]
1981年木村功 (俳優) <58歳>[1923年6月22日生]
1982年佐藤美子 (声楽家) <79歳>[1903年5月25日生]
1992年アストル・ピアソラ (アルゼンチン:作曲家,バンドネオン奏者) <71歳>[1921年3月11日生]
1998年水木かおる (作詞家) <71歳>[1926年7月14日生]
2001年江川卓 (ロシア文学者) <74歳>[1927年1月24日生]
2007年飯田深雪 (料理研究家) <103歳>[1903年10月9日生]
2012年伊藤清 (海軍軍人,戦闘機操縦士) <90歳>[1921年11月生]日本海軍の零式艦上戦闘機のエース・パイロットの一人である。
☆彡今日の一言 ブッダの言葉 『業(カルマ)を変える』
☆彡悪業の報いを受けるとき
◆最低の人とは
行動・言葉・思考によって、ネガティブなことをいったり考えたりする悪しき業(カルマ)を積みながら、
「これが他人にバレないようにごまかそう」と隠そうとする人こそが、最低の卑しい人と呼ばれるのにふさわしい。
例えば、心では「早く帰りたいなあ、この人の話はつまんないなあ」とイライラ考えて、怒りの業(カルマ)を積みながら、表面では笑顔を浮かべて「あなたの話はウィットに富んでいて面白く聴かせていただきました」なんてごまかそうとするなら、内面とうわべの矛盾ゆえに、君の中にストレスが溜まる。
そうやって、君はだんだん最低の人になってしまう。法句経127
以上は 小池龍之介著 ブッダの言葉 より一部抜粋