終活・生活・再生日記 「夢幻」

生と死と再生&感謝、祈り・絆、縁日、雑感等についてお知らせしています。

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今日が人生最後の日だと思って生きる

◆生きるヒント

 ☆彡今日が人生最後の日だと思って生きる

 もし今日があなたの人生最後の日だとしたら、どう生きたいですか?

答えはおそらく人によってさまざまだと思います。

でもね~、どのような答えであろうと、あなたが選んだものがあなたにとっての正解であり、あなたにとって「本当に大切なこと」だと思います。

 人は普段「明日がある」と思って生きているからこそ夢や希望を抱いていくことができます。

 「明日がないというのは「究極の絶望」なのです。

しかし、そのような中でさえも人は苦しむのではなく、大切なことを学ぶことができます。

日々の忙しさや様々なしがらみなどから解き放たれ、「人生の最期を穏やかな気持ちで無過ごすには、何が必要か?」を真剣に考えるようになり、自分にとって「本当に大切なこと」に気づくのです。

 人によって大切なもの生きる支えとなるものは異なります。

人は死が目前に迫って初めて「大切なものたちと過ごしてきた日々」の価値に気づくのです。

人には必ず生きている意味があります。

今は自分の価値に気が付いていなくても、もし、「明日が人生最後の一日」だと思えば、きっとあなたが果たすべき役割が見えてきます。

たとえそれまで「自分の人生には名を残すようなことも、華々しいことは何もなかった」

 

「つまらない人生だった」と思った人でも、「自分なりに地道に働き、会社のために役に立った。」「家族のために一生懸命頑張った」と考えるようになるのです。


「今日が人生の最期の日だとしたら、どう生きたいか」を今、想像してみてはいかがでしょうか。

「今日が人生最後の日」だと思った時にようやくわかる、自分にとって一番大切なもの・・・。

あなたが後世に残していきたい、大切なものが浮かんでくることでしょう。

それこそが、健康な時にも、死を目前に控えた時にも、あなたの人生や心を支えてくれることになることでしょう。

 

今、新型コロナウイルスが猛威を振るっています。

中には、なぜか訳も分からず命を落とされた方もいらっしゃるかもしれません。

「我が人生に悔いなし」でありたいものです。

 

※マイウェイ My Way
フランク・シナトラFrank Sinatra/1915-1998)

歌詞の意味・和訳(意訳)


And now, the end is near
And so I face the final curtain
My friend, I'll say it clear
I'll state my case, of which I'm certain

そして今 終わりが近づき
私は終幕を前にする
友よ 私ははっきりと言う
私の場合はこうだった
確信をもって言おう

I've lived a life that's full
I've traveled each and every highway
And more, much more than this
I did it my way

満たされた人生だった
すべての道を旅した
そしてもっと もっとそれ以上に
私の道を歩んだ

Regrets, I've had a few
But then again, too few to mention
I did what I had to do
And saw it through without exemption

後悔も少しはあった
でもまた 言うには些細な事だが
私はやるべきことをやり
見極めてきた 例外なく

I planned each charted course
Each careful step along the byway
And more, much more than this
I did it my way

計画を立てた 一つ一つの進路を
一歩一歩注意深く わき道に沿って
そしてもっと もっとそれ以上に
私の道を歩んだ

Yes, there were times,
I'm sure you knew
When I bit off more than I could chew
But through it all, when there was doubt
I ate it up and spit it out
I faced it all and I stood tall
And did it my way

そう そんな時代があった
君も知ってるだろう
身の丈を越えた行動も
すべてやり通した 疑いがあるときは
それを食らいつくし 吐き出してやった
全てに立ち向かい 堂々としていた
それが私の道だった

I've loved, I've laughed and cried
I've had my fill; my share of losing
And now, as tears subside
I find it all so amusing

私は愛した 笑い そして泣いた
存分に味わい 失いもした
そして今は 涙もおさまり
すべて楽しいことに思える

To think I did all that
And may I say - not in a shy way
"Oh no, oh no not me
I did it my way"

すべての過去を想うと
言うならば ためらわずに
「おお そうじゃない 私は違った
私の道を歩んだんだ」

For what is a man, what has he got?
If not himself, then he has naught
To say the things he truly feels
And not the words of one who kneels
The record shows I took the blows -
And did it my way!

男は何のために 何を得たのだろうか?
彼自身以外のものは すべて無価値だ
本当に感じたままを言ってる
ひざまずくような奴の言葉じゃない
振り返れば 色々あったが
私は私の道を歩んだんだ

Yes, it was my way

そう それが私の道だった

 

☆彡「最後の日」を正しく迎えるために

❶一日一日をきちんと終えていく。

❷明日の自分に宿題を残さず、今を精一杯生きていく。


以上は小澤竹俊著「今日が人生最後の日だと思っていきなさい」 より一部抜粋&加筆

 

 


★小澤竹俊 ホスピス
小澤 竹俊(おざわ たけとし、1963年1月29日 - )は、日本の医師。東京都出身。東京慈恵会医科大学医学部医学科卒、現在、めぐみ在宅クリニック(在宅療養支援診療所)院長。一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会 理事。クリスチャン。

来歴・人物
1963年東京都出身。1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科を卒業。1991年山形大学大学院医学専攻博士課程卒。運動負荷心電図にて学位取得。1991年から1993年まで、山形県立中央病院救命救急センターで循環器医として従事、1993年から1994年山形県西置賜郡白鷹町立病院内科勤務。1994年より横浜甦生病院ホスピス勤務、1996年よりホスピス病棟長に就任。その後、2006年10月にめぐみ在宅クリニックを開設。

横浜甦生病院ホスピス病棟で緩和ケアに従事していた当時、東海大学に在籍していた村田久行よりスピリチュアルケアについて学んだ経験を元に、診療の傍ら「いのちの授業」と題し、日本全国の小中学校、高等学校で講義を行っている。

横浜市瀬谷区に開設した、めぐみ在宅クリニック(在宅療養支援診療所)の在宅医療は、NHKスペシャル『最期の願いをかなえたい~在宅でガンを看(み)取る~』、BS-TBS『密着!闘うドクター~新療法で「がん」に挑む名医たち~』等で紹介され、2014年に劇場公開された、映画『うまれる ずっと、いっしょ。』(監督:豪田トモ、ナレーション:樹木希林)にも登場した。

現在、多死社会に向け人生の最終段階に対応できる人材育成の必要性を訴え、活動している。

◆著書
苦しみの中でも幸せは見つかる 扶桑社2004年2月
13歳からのいのちの授業 大和出版2006年6月
いのちはなぜ大切なのか ちくまプリマー新書2007年9月
苦しむ患者から逃げない 実践スピリチュアルケア 日本医事新報社2008年3月
小澤竹俊の緩和ケア読本 日本医事新報社 2012年7月
今日が人生最後の日だと思って生きなさい アスコム2016年1月
2800人を看取った医師が教える 人生の意味が見つかるノート アスコム2017年1月

 

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