終活・生活・再生日記 「夢幻」

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 8月31日 ブッダの教え一日一話「雑念は座禅で消化せよ!」&毎月31日は➀薬王菩薩、➁勇施菩薩、➂多聞天、➃持国天、➄(鬼子母神と十羅刹女を一つとして加えた)の五番善神の縁日

 8月31日

☆彡ブッダの教え一日一話

✱座禅で炎を消化する

すべては燃えている。

ごうごうと燃え盛っている。

 君の眼は燃えている。君の視覚は燃えている。

 君の耳は燃えている。君の聴覚は燃えている。

 君の鼻は燃えている。君の臭覚は燃えている。

 君の舌耳は燃えている。君の味覚は燃えている。

 君の身体は燃えている。君の触覚は燃えている。

 君の意(こころ)は燃えている。君の思想は燃えている。

それらは何によって燃えるのか。

 欲望の炎によって燃え、

 怒りの炎によって燃え、

 迷妄(まよい)の炎によって燃え、

 五感と意(こころ)が刺激され続けて、心休まる暇もない火炎地獄。

 もし、座禅でこれらの炎を消化したなら、初めて、

 君の心と体はその真っただ中に、深い安らぎを見出すだろう。

 


相応部経典


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

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毎月31日は➀薬王菩薩、➁勇施菩薩、➂多聞天、➃持国天、➄(鬼子母神十羅刹女を一つとして加えた)の五番善神の縁日

➀薬王菩薩 やくおうぼさつ
良薬を施与して人々の病苦をいやすという誓いを立てた菩薩。勇施(ゆせ)菩薩とともに法華経の持経者を保護する。薬上菩薩とともに釈迦(しゃか)の脇侍(きょうじ)とされる。また、二十五菩薩の一。
薬王菩薩(やくおうぼさつ)とは、仏教で信仰される菩薩の一尊。薬上菩薩とともに釈迦如来の脇侍として付き従う。また阿弥陀如来の二十五菩薩にも数えられる。
薬上菩薩とは兄弟であったとされ、人々に薬を与えた功徳により双方が菩薩になる事が出来たという。
一般的には薬壷と薬草を手に持つ姿で現される。
法華経
法華経・薬王菩薩本事品では、薬王菩薩の前世は、一切衆生喜見菩薩といい日月浄明徳如来(仏)の弟子だった。この仏より法華経を聴き、楽(ねが)って苦行し、現一切色身三昧を得て、歓喜して仏を供養し、ついに自ら香を飲み、身体に香油を塗り焼身した。
諸仏は讃嘆し、その身は1200歳まで燃えたという。命終して後、また同じ日月浄明徳如来の国に生じ、浄徳王の子に化生して大王を教化した。再びその仏を供養せんとしたところ、仏が今夜に般涅槃することを聞き、仏より法及び諸弟子、舎利などを附属せられた。仏入滅後、舎利を供養せんとして自らの肘を燃やし、7万2千歳に渡って供養したという。
妙荘厳王本事品では、昔、雲雷宿王華智如来の出世時に、妙荘厳王と浄徳夫人に、浄蔵と浄眼の二子があり、浄蔵が今の薬王菩薩、浄眼が今の薬上菩薩、それぞれの前世であることを説いている。
観薬王薬上二菩薩経
過去世、瑠璃光照如来が出世し、そして入滅した時、日蔵比丘が出でた。日蔵は聡明で諸の大衆のために大乗の平等大慧を説いたが、その時に衆生の中に、星宿光、電光明という兄弟の長者がいて、共に説法を聴き、歓喜心を生じ、日蔵比丘や大衆に諸薬などを供養し梵行を修し、大菩提心を起した。その時の星宿光が今の薬王、電光明が薬上である、と釈迦仏が明かした。釈迦仏は弥勒菩薩に、彼ら兄弟は未来に浄眼・浄蔵という如来になるであろうと告げた。
その他
また他の経典では、薬王菩薩は未来成仏して、楼至如来になるともいう。
なお、日蓮あるいは、日蓮を本仏とする宗派や教団においては、天台智顗、伝教最澄の本地を、薬王と薬上であると定め、法華経の本・迹の二門から判じて、智顗と最澄を像法時における迹化の菩薩とし、末法における本化は地涌の菩薩、つまり日蓮にその業績を譲ったと定めている。

➁勇施菩薩 ゆせぼさつ
釈迦如来に供奉する菩薩の一。名は布施の勇者の意。
勇施菩薩の名の由来は、「一切衆生に、仏法という宝を布施することを惜しまない」ので、勇施と称されました。

多聞天 たもんてん(毘沙門天/多聞天王。)
四天王の一。常時、如来の道場を守り、法を聞くことが最も多いことからの名。北方を守る仏法守護の神将。甲冑(かっちゅう)をつけ、両足に悪鬼を踏まえ、手に宝塔と宝珠または鉾(ほこ)を持った姿で表される。日本では福徳の神。
常に仏を守護してその説法を多く聞くことからいう〕 毘沙門びしやもん天の別名。
毘沙門天(びしゃもんてん)は、仏教における天部の仏神で、持国天増長天広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神であり、四天王では多聞天として表わされる。
また四天王としてだけでなく、中央アジア、中国など日本以外の広い地域でも、独尊として信仰の対象となっており、様々な呼び方がある。
東大寺金堂の多聞天像、京都・浄瑠璃寺、奈良・興福寺などの四天王像中の多聞天像がある。

持国天 じこくてん
持国天(じこくてん『国を支える者』)は、仏教における天部の仏神。増長天広目天多聞天と共に四天王の一尊に数えられる。三昧耶形は刀。
持国天は四天王の一体、東方を護る守護神として造像される場合が多く、仏堂内部では本尊の向かって右手前に安置されるのが原則である。その姿には様々な表現があるが、日本では一般に革製の甲冑を身に着けた唐代の武将風の姿で表される。
持物は刀の場合が多い。例えば胎蔵界曼荼羅では体色は赤く、右手を拳にして右腰に置き、左手に刀を持つ姿で描かれる。また、中国の民間信仰に於いては白い顔で琵琶を持った姿で表される。左図は鎌倉時代作の四天王像のうちの持国天像で、足下に邪鬼を踏みつけ、刀を持つ右手を振り上げて仏敵を威嚇し、左手を腰に当てる姿に表されている。
本来はインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教に守護神として取り入れられた。仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1人として東面の中腹である第四層の賢上城に住み、東の方角、或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち東勝身州(とうしょうしんしゅう)を守護するとされる。
また、乾闥婆や畢舎遮を配下とする。
持国天像(高砂市時光寺)
持国天像(宇治市萬福寺
持国天像(北京市臥仏寺)
持国天ワシントンD.C. フリーア美術館蔵
等が有名。

鬼子母神 きしぼじん
女神の名。千人の子があったが、他人の子を取って食い殺したため、仏はその最愛の一児を隠してこれを教化し、のち仏に帰依(きえ)して出産・育児の神となった。手にザクロの実を持ち、一児を抱く天女の姿をとる。訶梨帝母(かりていも)。きしも。きしぼじん。
子育安産・病気平癒・除病・厄除け・所願成就・事業繁栄、天下泰平、五穀豊穣、万民快楽、子育守護等の祈願成就などの御利益。
鬼子母神は、法華経の守護神として日蓮宗法華宗の寺院で祀られることが多く、「恐れ入谷の鬼子母神」の地口で知られる東京都台東区入谷の真源寺、東京都豊島区雑司が谷の法明寺鬼子母神堂(鬼の字には「角」が無い)、千葉県市川市の遠寿院(法華経寺塔頭)の鬼子母神が有名である(江戸三大鬼子母神)。
縁日は毎月8の付く日(8日,18日,28日)&31日である。また、お会式に併せて大祭を行う寺もある。なお、「鬼子母神」の「鬼」の表記について、寺院によっては、第一画目の点がない字を用いる場合がある。これは、鬼子母神釈尊に諭されて改心した結果、角が外れたためである。
訶梨帝母(鬼子母神)像(醍醐寺鎌倉時代
法明寺鬼子母神堂(東京都豊島区)
法明寺鬼子母神堂(東京都豊島区)
本光寺鬼子母神堂(千葉県市川市大野町)等がある。

十羅刹女 じゅうらせつにょ
十羅刹は、普賢菩薩に仕える十人の羅刹女です。(羅刹は大力で足が速く、人を食うといわれる悪鬼。のちに仏教に入り、守護神とされた)。
十羅刹女(じゅうらせつにょ)は、仏教の天部における10人の女性の鬼神。鬼子母神と共に法華経の諸天善神である。
初め、人の精気を奪う鬼女であったが、のちに鬼子母神らとともに仏の説法に接し、法華行者を守る神女となった。
十羅刹は藍婆(らんば)・毘藍婆(びらんば)・曲歯(こくし)・華歯(けし)・黒歯多髪・無厭足(むえんぞく)・持瓔珞(じようらく)・皐諦(こうたい)・奪一切衆生精気をいう。
法華経陀羅尼品に登場する10柱の女性の鬼神である。仏法に接し、鬼子母神らとともに、「法華経」を持する者の守護を誓ったという。
十羅刹女
東京都豊島区の長崎神社(豊島区長崎1-9-4)は十羅刹女社だったとされている。 また、東京都練馬区春日神社(練馬区春日町3-2-4)では別当寺だった寿福寺の敷地に十羅刹女神祠がある。入口は春日神社側にある。
★五番善神
陀羅尼品には「五番神呪」が説かれています。
 「五番神呪」を別な言い方をしますと、「二聖・二天・十羅刹女鬼子母神」のことで、それぞれが、呪文を示して法華経の信者を守護することを説いています。
二聖とは薬王菩薩と、それに勇施菩薩の二人の菩薩のことをいいます。
二天とは四天王のうちの毘沙門天王と持国天王の二人の天王のことをいいます。それに十羅刹女鬼子母神を一つとして加えた五人が、法華経の信者を守護すると誓い、そのための秘密の呪文を示されました。
 お経の展開は、薬王・勇施・毘沙門・持国・刹女と五人が、それぞれの誓いと守護する内容をのべていくところから五番といいます。そして、それぞれの呪文である神呪を唱えることから「五番神呪」といいます。
 「五番善神」という言い方もあります。
日蓮聖人は陀羅尼品のこれらの善神が、末法法華経を信仰する者を必ずも守るとして、お手紙などにこの主旨を書いて信心に励むよう、また、これらの善神に守護されるような信仰をするようにとのべています。
 私達が「五番神呪」である、「アニ・マニ・マネ・ママエ」と唱えることは、災難などの怨敵から守ってもらうという行為となります。怨敵を退散することと、守護していただくという願いを込めた読経となりましょう。この陀羅尼を何回も転読し、たくさん量読することは、自分自身の行力を高めることになります。

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。
人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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