終活・生活・再生日記 「夢幻」

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毎月7日は三万灯明仏と千手観音、北野大明神の日、の縁日

☆彡毎月7日は三万灯明仏と千手観音、北野大明神の日、の縁日


➀三万灯明仏
三万燈明仏 さんまんとうみょうぶつsanmantomyo-butsu
三万燈明仏は三十日秘仏の七日仏。
両手とも燈明印を結んでいます。


➁千手観音

京都・三十三間堂


京都 蓮華王院(三十三間堂)と仏像


※千手観音(せんじゅかんのん)とは正しい名前は千手千眼観自在菩薩で、千本の手がありその手の掌には目が付いています。手は多くの人々に救済の手を差し伸べ、目は人々を教え導く知をあらわすとされています。このように千の手と目はどんな人達でも漏らさず救済しようとする広大無限の慈悲の心を表現しているのです。

 

 

 

 観音の中でも功徳が大きく、観音の中の王という意味で「蓮華王」と呼ばれることもあります。阿修羅や金剛力士などの二十八部衆を配下にしています。また六観音の一つに数えられ餓鬼道に迷う人々を救うといわれています。

 

●ご利益
 災難、延命、病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があり、難産や夫婦円満、恋愛成就にも功徳があるとされています。また子年の守り本尊です。子年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。

 

●千手観音(せんじゅかんのん)の像容
 通常は千本の手を42本の手に省略しています。頭の上には十一面観音と同じく十一面の顔があることが多いです。

千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)、サハスラブジャ・アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。

「サハスラブジャ」とは文字通り「千の手」の意味である。この名はヒンドゥー教ヴィシュヌ神シヴァ神、女神ドゥルガーといった神々の異名でもあり、インドでヒンドゥー教の影響を受けて成立した観音菩薩の変化身(へんげしん)と考えられている。六観音の一尊でもある。

三昧耶形は開蓮華(満開のハスの花。聖観音の初割蓮華と対をなす)、蓮華上宝珠。種子(種子字)はキリーク(hriiH)。
眷属として二十八部衆を従える。

 

◆「十一面千手観音」、「千手千眼(せんげん)観音」「十一面千手千眼観音」、「千手千臂(せんぴ)観音)」など様々な呼び方がある。「千手千眼」の名は、千本の手のそれぞれの掌に一眼をもつとされることから来ている。千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表している。

 

観音菩薩が千の手を得た謂われとして、伽梵達摩訳『千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經』がある。


この経の中に置かれた大悲心陀羅尼は現在でも中国や日本の天台宗禅宗寺院で読誦されている。六観音の一尊としては、六道のうち餓鬼道を摂化するという。また地獄の苦悩を済度するともいい、一切衆生を済度するに、無礙の大用あることを表して諸願成就・産生平穏を司るという。

 

千手観音の尊名は、前述の通り様々な呼び方がある。千手観音像の中には十一面ではなく二十七面につくる像もあり、必ずしも「十一面千手千眼観音」が正しいとは言いきれない。日本の文化財保護法による国宝、重要文化財の指定名称は「千手観音」に統一されている。

 

密教曼荼羅では観音像は「蓮華部」に分類されている。千手観音を「蓮華王」とも称するのは観音の王であるとの意味で、蓮華王院(京都の三十三間堂の正式名称)の名はこれに由来する。


◆日本における信仰と造像例
千手観音の造像例は、インドにはほとんど知られないが、中国では唐代の龍門石窟などに遺例がある。日本での千手観音信仰の開始は古く、空海が正純密教を伝える以前、奈良時代から造像が行われていた。東大寺には天平年間に千手堂が建てられたことが知られ、同寺の今はない講堂にも千手観音像が安置されていた。

 

日本における現存作例では、8世紀半ばの制作とされる葛井寺像が最古とされ、唐招提寺像も8世紀末~9世紀初頭の作品である。和歌山・道成寺秘仏北向本尊像の胎内からは大破した千手観音像が発見されているが、これは道成寺草創期の本尊と思われ、奈良時代に遡るものである。


その他、千手観音をまつる著名寺院としては、清水寺三十三間堂、西国札所の粉河寺などがある。京都・清水寺本尊(立像)は、33年に一度開扉の秘仏で、42本の手のうちの2本を頭上に挙げて組み合わせる独特の形をもち、「清水型」といわれている。同じ清水寺の奥之院本尊の秘仏千手観音像は珍しく27面をもつ坐像である。


日本最大の千手観音大仏 大覚寺 名物住職の法話

 

 

◆日本における代表的な千手観音像
福島・恵隆寺像(立像)(重文)
京都・清水寺本尊像(立像)
京都・清水寺奥之院本尊像(坐像)(重文)
京都・三十三間堂本尊像(坐像)(国宝)
京都・三十三間堂像(1,001体、立像)(重文)
京都・東寺旧食堂像(立像)(重文)
京都・広隆寺旧講堂像(立像)(国宝)
京都・法性寺像(立像) (国宝)
京都・峰定寺像(坐像)(重文)
大阪・葛井寺本尊像(坐像)(国宝)
奈良・唐招提寺金堂像(立像)(国宝)
奈良・興福寺旧食堂像(立像)(国宝)
三重・太江寺像(坐像)(重文)
和歌山・道成寺本尊像(立像)(国宝)
福岡・大悲王院像(立像)(重文) 

 

三十番神では北野大明神の日


➃今日七日は下関赤間神宮の 秋季例大祭関門海峡祭です。神輿渡海、神楽、能、狂言奉納等が行われる予定です。

ライトアップされた夜の赤間神宮を舞台に「源平night in 赤間神宮」が繰り広げられます。「義経八艘飛び」から「Musical維新~奇兵隊~」まで、関門海峡でおきた時代の潮流が一つの舞台に仕立てられ、華麗な歴史舞台劇で蘇ります。

源平night in 赤間神宮
開催期間
2017年10月7日、14日、21日、28日
開催場所
山口県下関市 赤間神宮


三十番神(さんじゅうばんしん)は、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことである。太陰太陽暦では月の日数は29日か30日である。

最澄伝教大師)が比叡山に祀ったのが最初とされ、鎌倉時代には盛んに信仰されるようになった。中世以降は特に日蓮宗法華宗法華神道)で重視され、法華経守護の神(諸天善神)とされた。これは、京都に日蓮宗を布教しようとした日像が、布教のために比叡山三十番神を取り入れたためである。

また、吉田神道天台宗日蓮宗とは別の三十番神として「天地擁護の三十番神」「王城守護の三十番神」「吾国守護の三十番神」などを唱えた。吉田兼倶三十番神信仰が吉田神道から発すると主張した。1868年、神仏分離のため、明治政府によって配祠を禁じられた。

以下は、日蓮宗における三十番神である。


☆彡三十番神
日付 神名 現在の名称
1日熱田大明 神熱田神宮
2日諏訪大明神 諏訪大社
3日広田大明神 広田神社
4日気比大明神 気比神宮
5日気多大明神 気多大社
6日鹿島大明神 鹿島神宮
7日北野大明神 北野天満宮
8日江文大明神 江文神社
9日貴船大明神 貴船神社
10日天照皇太神 伊勢神宮内宮
11日八幡大菩薩 石清水八幡宮
12日加茂大明神 上賀茂神社下鴨神社
13日松尾大明神 松尾大社
14日大原大明神 大原野神社
15日春日大明神 春日大社
16日平野大明神 平野神社
17日大比叡権現 日吉大社西本宮
18日小比叡権現 日吉大社東本宮
19日聖真子権現 日吉大社宇佐宮
20日客人大明神 日吉大社白山姫神
21日八王子権現 日吉大社八王子社
22日稲荷大明神 伏見稲荷大社
23日住吉大明神 住吉大社
24日祇園大明神 八坂神社
25日赤山大明神 赤山禅院
26日建部大明神 建部大社
27日三上大明神 御上神社
28日兵主大明神 兵主大社
29日苗鹿大明神 那波加神社
30日吉備大明神 吉備津神社
31日五番善神(薬王菩薩、勇施菩薩、多聞天持国天鬼子母神十羅刹女)を勧請する場合がある

 

 

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