終活・生活・再生日記 「夢幻」

生と死と再生&感謝、祈り・絆、縁日、雑感等についてお知らせしています。

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七仏通誡偈について

☆彡七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)


心は抑え難く、軽く立ち騒いで整え難い。

この心を整えてこそ、安らかさが得られる。

恨みを抱く人のなすことよりも、仇のなす悪よりも、この心は人に悪事をなす。

法句経35、42より

 

私たち人間の心は制御することが難しく、ほんのちょっとしたことで波立ち、騒ぐものです。

しかし、その心を整えてこそラスら儀が得られる。

 

また騒ぎ出した心はあなたに対して恨みを抱いている人や、あなたを敵とみなし、

 

やっつけてやろうと思っている人よりもあなた自身に悪さをする。

 

なるほど確かにそうだと納得される方も多いことでしょう。

 

ではどうしたらいいのでしょうか。

 

仏陀は次のように説いています。

 

それは七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)です。

 

諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫(な)く


衆善奉行(しゅぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い


自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす


是諸仏教(ぜしょぶっきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり


(「衆善奉行」は漢語訳によっては「諸善奉行」とすることもある。)

法句経183

 

「もろもろの悪をなさず、もろもろの善を行い、


 己の心を清くす。これ諸仏の教えなり。」

 

以上は大森義成著「精選ブッダの言葉」 より一部抜粋&加筆

★七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)は、仏教で釈迦以前に存在したとされる6人の仏と、釈迦を含む7人の仏(過去七仏)が共通して説いた教えを一つにまとめたとされている偈であり、『法句経』などに収録されている。

上座部仏教および禅宗に於いて特に重んぜられ、禅宗では日常の読経にも取り入れられている。一休宗純による「諸悪莫作・衆善奉行」と大書した掛け軸が有名である。

 

人間「心の持ち方ひとつ」で人生はどうにでもなるよ♪~


☆彡心の持ち方ひとつで

人生100年の時代にご機嫌に過ごすための知恵という内容の本が目に付いた。

中村 恒子  (著), 奥田 弘美 (著) 「心に折り合いをつけて うまいことやる習慣」という本です。

一部を引用させていただきます。

◆『主役から脇役へと荒てな役割を受け入れるごとに「素敵なお年寄り」になっていく。』

日本の高度成長時代には「俺が俺が」と力んで先頭を走って行ったけれどいまだにその気持ちを引きずっていったような気がします。 

◆『人間関係は人を動かそうとするから辛くなる。』

人は思い通りに動かないものだ。動けるもの&変われるのは自分だけと思えばいいんですね。

◆『明日の心配や機能の後悔が止まらない時は瞑想で心を「今ここ」に戻そう。』

起きてもいないことを心配したり、過去のことは反省はしても後悔するなということですね。

納得です。

◆『自己嫌悪に襲われたときは「まあ、しゃあないな」とあきらめ、さっさと寝る。』

真面目な人ほど「自己嫌悪」に陥るものです。私の魔法の合言葉は「水に流して、まっ、いいか」です。何事も許すことですね。

どうしても許せない時には「許せない自分」を許しましょう。

◆『孤独死けっこう。大勢に看取られても一緒にあの世に来てくれるわけでじゃないし。』

いつどこでも死を迎えられる覚悟だけはしておきましょう。下着はいつもキレイにしておきましょう。新型コロナウイルスは急変して、ぽっくりと逝くこともあるらしいのです。

◆『児孫のために美田を買わず』子供や孫に残すべきはお金ではなく、知恵・・・

生活が楽だと自堕落になりがちだから、子孫のためにはむやみに財産を遺すべきではない、ということ。

「知恵」さえあれば人生ご機嫌に生きていける。人生は楽しむためにある。

又人生楽しんだもの勝ちだある。

 

 

Good Luck!! 幸運を祈ります! 

 

 

西郷隆盛大久保利通に寄せた詩『偶成』の一節、「一家の遺事人知るや否や、児孫の為に美田を買わず」から。

西郷隆盛が言ったとされる「児孫のために美田を買わず」は、いまや「子供を堕落させてしまう恐れがあるから財産を残すな」と解釈される。

でもね~「この言葉は子孫に財産を残そうと、私利私欲に走るようでは志を遂げることはできない、志を果たすためにはすべてのものを犠牲にする覚悟を持て、という意味で、『自分自身への戒めの言葉』だったようです。」

「人間は誰しも生きて死ぬという無常観についての言葉で、それを前提として、自分の思うように生きよと説いているんです。死ぬためではなく、生きるための言葉」として解釈すべきだという意見もある。

 


以上は中村 恒子  (著), 奥田 弘美 (著) 「心に折り合いをつけて うまいことやる習慣」より一部抜粋&加筆

 

 

いいことが起こる二つの方法とは?

この世の中には波動の法則というものがあります。

 

私たち人間をはじめ、空気、生物、水、鉱物その他・・・・。

 

宇宙にあるすべてのものは「波動」を持っています。

 

波動とは「気」、「エネルギー」と換言できるでしょう。

 

そして、この波動には「同じものを引き寄せる」という性質があります。

 

例えば、気が合うとか「類は友を呼ぶ」などという現象があります。

 

これは同じ「波動(気)」を持つ者同士が共鳴してひかれあっている状態なのです。

 

自分が楽しい波動を発すれば楽しい出来事が集まってきます。反対に悲しい波動を発すれば悲しい出来事が集まってきます。

 

 自分が発したものはすべて自分に返ってくるのです。

 

これが「波動の法則」というものです。

あなたが出会う人や出来事も幸運や不運も、喜びや悲しみもすべて自分が発した波動の結果と言えるでしょう。

 

 ゆえにいい言葉を使えばいいことが起こります。

 

逆に悪い言葉を使えば悪いことが起こります。

 

オードリーヘップバーンの名言に次のようなものがあります。

「魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること。」

 


www.youtube.com

 

 もう一つ感謝するようにしましょう。

 

人が何かしてくれたら「ありがとうございます。」

 

目が覚めたら「神様、今日も生かしてくれてありがとうございます。」

 

自分の誕生日が来たら「お父さん、お母さん、私を生んでくれてありがとう。とても幸せです」

 

すべてのことに感謝する心を持ちましょう。

 

いい言葉を使い、感謝の心をもって生活をしているといつの日かいいことがいっぱい起こるようになることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日が人生最後の日だと思って生きる

◆生きるヒント

 ☆彡今日が人生最後の日だと思って生きる

 もし今日があなたの人生最後の日だとしたら、どう生きたいですか?

答えはおそらく人によってさまざまだと思います。

でもね~、どのような答えであろうと、あなたが選んだものがあなたにとっての正解であり、あなたにとって「本当に大切なこと」だと思います。

 人は普段「明日がある」と思って生きているからこそ夢や希望を抱いていくことができます。

 「明日がないというのは「究極の絶望」なのです。

しかし、そのような中でさえも人は苦しむのではなく、大切なことを学ぶことができます。

日々の忙しさや様々なしがらみなどから解き放たれ、「人生の最期を穏やかな気持ちで無過ごすには、何が必要か?」を真剣に考えるようになり、自分にとって「本当に大切なこと」に気づくのです。

 人によって大切なもの生きる支えとなるものは異なります。

人は死が目前に迫って初めて「大切なものたちと過ごしてきた日々」の価値に気づくのです。

人には必ず生きている意味があります。

今は自分の価値に気が付いていなくても、もし、「明日が人生最後の一日」だと思えば、きっとあなたが果たすべき役割が見えてきます。

たとえそれまで「自分の人生には名を残すようなことも、華々しいことは何もなかった」

 

「つまらない人生だった」と思った人でも、「自分なりに地道に働き、会社のために役に立った。」「家族のために一生懸命頑張った」と考えるようになるのです。


「今日が人生の最期の日だとしたら、どう生きたいか」を今、想像してみてはいかがでしょうか。

「今日が人生最後の日」だと思った時にようやくわかる、自分にとって一番大切なもの・・・。

あなたが後世に残していきたい、大切なものが浮かんでくることでしょう。

それこそが、健康な時にも、死を目前に控えた時にも、あなたの人生や心を支えてくれることになることでしょう。

 

今、新型コロナウイルスが猛威を振るっています。

中には、なぜか訳も分からず命を落とされた方もいらっしゃるかもしれません。

「我が人生に悔いなし」でありたいものです。

 

※マイウェイ My Way
フランク・シナトラFrank Sinatra/1915-1998)

歌詞の意味・和訳(意訳)


And now, the end is near
And so I face the final curtain
My friend, I'll say it clear
I'll state my case, of which I'm certain

そして今 終わりが近づき
私は終幕を前にする
友よ 私ははっきりと言う
私の場合はこうだった
確信をもって言おう

I've lived a life that's full
I've traveled each and every highway
And more, much more than this
I did it my way

満たされた人生だった
すべての道を旅した
そしてもっと もっとそれ以上に
私の道を歩んだ

Regrets, I've had a few
But then again, too few to mention
I did what I had to do
And saw it through without exemption

後悔も少しはあった
でもまた 言うには些細な事だが
私はやるべきことをやり
見極めてきた 例外なく

I planned each charted course
Each careful step along the byway
And more, much more than this
I did it my way

計画を立てた 一つ一つの進路を
一歩一歩注意深く わき道に沿って
そしてもっと もっとそれ以上に
私の道を歩んだ

Yes, there were times,
I'm sure you knew
When I bit off more than I could chew
But through it all, when there was doubt
I ate it up and spit it out
I faced it all and I stood tall
And did it my way

そう そんな時代があった
君も知ってるだろう
身の丈を越えた行動も
すべてやり通した 疑いがあるときは
それを食らいつくし 吐き出してやった
全てに立ち向かい 堂々としていた
それが私の道だった

I've loved, I've laughed and cried
I've had my fill; my share of losing
And now, as tears subside
I find it all so amusing

私は愛した 笑い そして泣いた
存分に味わい 失いもした
そして今は 涙もおさまり
すべて楽しいことに思える

To think I did all that
And may I say - not in a shy way
"Oh no, oh no not me
I did it my way"

すべての過去を想うと
言うならば ためらわずに
「おお そうじゃない 私は違った
私の道を歩んだんだ」

For what is a man, what has he got?
If not himself, then he has naught
To say the things he truly feels
And not the words of one who kneels
The record shows I took the blows -
And did it my way!

男は何のために 何を得たのだろうか?
彼自身以外のものは すべて無価値だ
本当に感じたままを言ってる
ひざまずくような奴の言葉じゃない
振り返れば 色々あったが
私は私の道を歩んだんだ

Yes, it was my way

そう それが私の道だった

 

☆彡「最後の日」を正しく迎えるために

❶一日一日をきちんと終えていく。

❷明日の自分に宿題を残さず、今を精一杯生きていく。


以上は小澤竹俊著「今日が人生最後の日だと思っていきなさい」 より一部抜粋&加筆

 

 


★小澤竹俊 ホスピス
小澤 竹俊(おざわ たけとし、1963年1月29日 - )は、日本の医師。東京都出身。東京慈恵会医科大学医学部医学科卒、現在、めぐみ在宅クリニック(在宅療養支援診療所)院長。一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会 理事。クリスチャン。

来歴・人物
1963年東京都出身。1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科を卒業。1991年山形大学大学院医学専攻博士課程卒。運動負荷心電図にて学位取得。1991年から1993年まで、山形県立中央病院救命救急センターで循環器医として従事、1993年から1994年山形県西置賜郡白鷹町立病院内科勤務。1994年より横浜甦生病院ホスピス勤務、1996年よりホスピス病棟長に就任。その後、2006年10月にめぐみ在宅クリニックを開設。

横浜甦生病院ホスピス病棟で緩和ケアに従事していた当時、東海大学に在籍していた村田久行よりスピリチュアルケアについて学んだ経験を元に、診療の傍ら「いのちの授業」と題し、日本全国の小中学校、高等学校で講義を行っている。

横浜市瀬谷区に開設した、めぐみ在宅クリニック(在宅療養支援診療所)の在宅医療は、NHKスペシャル『最期の願いをかなえたい~在宅でガンを看(み)取る~』、BS-TBS『密着!闘うドクター~新療法で「がん」に挑む名医たち~』等で紹介され、2014年に劇場公開された、映画『うまれる ずっと、いっしょ。』(監督:豪田トモ、ナレーション:樹木希林)にも登場した。

現在、多死社会に向け人生の最終段階に対応できる人材育成の必要性を訴え、活動している。

◆著書
苦しみの中でも幸せは見つかる 扶桑社2004年2月
13歳からのいのちの授業 大和出版2006年6月
いのちはなぜ大切なのか ちくまプリマー新書2007年9月
苦しむ患者から逃げない 実践スピリチュアルケア 日本医事新報社2008年3月
小澤竹俊の緩和ケア読本 日本医事新報社 2012年7月
今日が人生最後の日だと思って生きなさい アスコム2016年1月
2800人を看取った医師が教える 人生の意味が見つかるノート アスコム2017年1月

 

情けは人の為ならずというブーメランの法則について

人はよく「他人に迷惑をかけずにあの世に旅立ちたい」と言います。

 

日本人の美徳とするところですね。

 

でもね~あまりそのことを強く思いすぎるのも良くありません。

 

過度のストレスになったり、疲れたりします。

 

ではどうすればいいのでしょうか?

 

考え方を変えましょう。

 

基本的に人は自分一人では生きていけません。

 

そうなんです。

 

人は皆お互い様で生きていることを自覚しましょう。

 

持ちつ、持たれつなのです。

 

よく

「おかげさまで助かりました。ありがとうございました。」

 

「いいえどういたしまして、お互い様ですから・・・」という会話が交わされます。

 

美しいですね。

 

そうなんです。

 

人間、人様の世話になっている代わりに、お世話もしているのです。

 

どちらか一方ということはまずありません。

 

「他人に迷惑をかけずにあの世に旅立ちたい」

 

でもね~いいじゃありませんか迷惑をかけても。

 

人様にお世話になっても。

 

その代わり自分も奉仕のココロで他人様に尽くしましょう。

 

今から心掛けましょう「一日一善」です。

 

そうすればいつだって、他人に迷惑をかけても、お世話になってもいいのです。

 

「情(なさ)けは人(ひと)の為(ため)ならず」なのです。


(人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。)

 

※ブーメラン・ストリート 西城秀樹


www.youtube.com

これが「ブーメランの法則」という宇宙の法則なのです。

 

少しは気が楽になったでしょうか?

 

これにて、一件落着、めでたし、めでたし~。

 


人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~

 


Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。

 

 

 

 

1月26日ブッダの教え一日一話 「苦を生み出す」&毎月26日は➀薬上菩薩、➁愛染明王、➂建部大明神➃気多大明神の縁日です。

1月26日ブッダの教え一日一話 「苦を生み出す」&毎月26日は➀薬上菩薩、➁愛染明王、➂建部大明神➃気多大明神の縁日です。


☆彡ブッダの教え一日一話

✱苦を生み出す
君の身体と心の中には無自覚の部分がある。

その闇の領域から無意識的な衝動エネルギーがこみあげる。

その衝動によって、知らぬうちに意識が走り出す。

それによって身体と心のネットワークが動き始める。

それによって眼・耳・鼻・舌・身・意の六つの門から次に何を感じるかが決まる。

それによって無自覚的に感覚器官に情報がどんどん飛び込む。

その情報を処理して、快楽と不快という脳内信号が生じる。

快と不快に無自覚なことによって、「快⇒欲望」「不快⇒怒り」という反応が生じる。

その反応に無自覚なことによって、反応がパターン化して執着と化す。

自分の反応パターンに無自覚なことによって、特定のパターンが君を支配して「アイデンティティ」という幻覚を作る。

そのかたくななエネルギーが新たな君を生み出し、その君がまた老い、やがて死に、ありとあらゆる苦しみを連鎖する。


長部経典「大念処経」

 


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆


毎月26日は➀薬上菩薩、➁愛染明王、➂建部大明神➃気多大明神の縁日です。

➀薬上菩薩 やくじょうぼさつ
三十日秘仏の二十六日仏。
薬王菩薩と薬上菩薩は兄弟で、ともに諸の良薬で病に苦しむ人々を救います。
薬上菩薩(やくじょうぼさつ)とは、仏教の仏のひとつである。薬王菩薩と共に釈迦如来の脇侍として付き従う事が多く、単独での信仰は皆無である。
手に薬壷を持つとされるものの、定型は無くしばしば変容する。
良薬を人々に与え、心と身の病気をなおしたと言われます。
薬上菩薩は八大菩薩はちだいぼさつの一つ
※八大菩薩は正法を守り、衆生しゆじようを救済する八体の菩薩。経典によって異なるが「薬師経」では、文殊・観世音・勢至・無尽意・宝檀華・薬王・薬上・弥勒みろく。
興福寺中金堂 木造薬王・薬上菩薩立像(もくぞうやくおう・やくじょうぼさつりゅうぞう)が有名。
愛染明王あいぜんみょうおう
愛染明王(あいぜんみょうおう)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の憤怒相を主とする尊格である明王の一つ。
愛染明王の相形は忿怒であるが内心は大愛至情の本性をもっていて,息災,敬愛,得福のための修法の本尊となる。
蔵王山展望台 しゃべる愛染明王 縁結びにご利益!
愛染明王平安時代初期に日本につたわる。のちに恋愛成就,美貌をねがう庶民の信仰の対象となる。奈良西大寺の木像,根津美術館の画像が有名。
密教の神。愛欲などの迷いがそのまま悟りにつながることを示し、外見は忿怒(ふんぬ)暴悪の形をとるが、内面は愛をもって衆生(しゅじょう)を解脱させる。三目六臂(ろっぴ)で、種々の武器を手にした姿に表す。
愛染王。
愛染明王十二大願
更に、愛染明王は一切衆生を諸々の苦悩から救うために十二の広大な誓願を発しているとされ、その内容は以下のようになる。
智慧の弓と方便の矢を以って、衆生に愛と尊敬の心を与えて、幸運を授ける。
➁悪しき心を加持して善因へと転換し、衆生に善果を得せしめる。
➂貪り・怒り・愚かさの三毒の煩悩を打ち砕いて、心を浄化し、浄信(菩提心)を起こさしめる。
衆生の諸々の邪まな心や、驕慢の心を離れさせて、「正見」へと向かわせる。
⑤他人との争いごとの悪縁を断じて、安穏に暮らせるようにする。
⑥諸々の病苦や、天災の苦難を取り除いて、信心する人の天寿を全うさせる。
⑦貧困や飢餓の苦悩を取り除いて、無量の福徳を与える。
⑧悪魔や鬼神・邪神による苦しみや、厄(やく)を払って、安楽に暮らせるようにする。
⑨子孫の繁栄と、家運の上昇、信心する人の一家を守って、幸福の縁をもたらす。
➉前世の悪業(カルマ)の報いを浄化するだけでなく、信心する人を死後に極楽へ往生させる。
⑪女性に善き愛を与えて良い縁を結び、結婚後は善根となる子供を授ける。
⑫女性の出産の苦しみを和らげ、その子のために信心すれば、子供には福徳と愛嬌を授ける。
◆寺院
愛染明王は守護尊(明王などの力のある尊挌を脇持や念持仏とすること)として祀られることが多いが、以下のように本尊としている例も存在する。
愛染明王を本尊とする寺院
愛染堂(勝鬘院)(大阪市天王寺区) - 聖徳太子建立の四天王寺四院の一つ、併せて大勝金剛を祀ることでも知られている。西国愛染十七霊場 第1番札所。
金剛三昧院(和歌山県高野町) - 北条政子所縁の寺。源頼朝の念持仏である愛染明王を祀る。本尊は国の重要文化財で、西国愛染十七霊場 第17番札所。
舎那院(滋賀県長浜市) - 本尊は鎌倉時代の作で国の重要文化財豊臣秀吉が奉献したとされる。
愛染院(東京都練馬区) - 本尊の愛染明王像は秘仏
光明山愛染院(東京都板橋区) - 地元の染物業者の信仰対象となっている。
愛染明王堂(静岡県下田市) - 鶴岡八幡宮寺旧蔵、伝・仏師運慶の作。
駒形山妙高寺(新潟県小千谷市) - 源頼朝の家臣田中義房の守護仏とされ、直江兼続も戦勝を祈願したと伝える愛染明王坐像(重要文化財)を本尊とする。像自体は檜の寄木造りで、鎌倉時代の作。
その他、愛染明王を祀る代表的な寺院
西大寺奈良県奈良市) - 重要文化財愛染明王像は善円の作。京都御所の近衛公政所御殿を移築した愛染堂に安置。西国愛染十七霊場 第13番札所。
久修園院(大阪府枚方市) - 伝・宗覚律師作の高さ6尺(約2メートル)の愛染明王坐像は日本最大級の像例。西国愛染十七霊場 第12番札所。
神護寺京都市右京区) - 重要文化財愛染明王像は仏師康円の作。
神童寺(京都府木津川市) - 天弓愛染像。
覚園寺鎌倉市二階堂) - 愛染堂の愛染明王坐像は鎌倉時代後期の作。
長雲寺(長野県千曲市稲荷山) - 重要文化財愛染明王像は、寛文13年(1673年)京都の仏師久七作。
放光寺(山梨県甲州市) - 重要文化財愛染明王坐像は平安時代の作。天弓愛染明王では日本最古の像と言われる。
赤岩寺愛染堂(豊橋市多米町) - 重要文化財の木造愛染明王坐像は、鎌倉時代末期の作とされる。
◆美術館等
細見美術財団 - 絹本著色「愛染明王像」(図像として日本最古のもの:12世紀)、平安時代
五島美術館 - 木造「愛染明王像」(伝、鶴岡八幡宮寺旧蔵:1265年以前の作)、鎌倉時代
奈良国立博物館 - 木造「愛染明王像」(重要文化財:1276年、仏師快成作)、鎌倉時代
東京国立博物館 - 木造厨子入「愛染明王坐像」(13世紀-14世紀)&厨子絵、鎌倉時代
根津美術館 - 絹本著色「愛染曼荼羅図」。絹本著色「愛染明王像」(図像:13世紀-14世紀)、後醍醐天皇の宸筆あり。
MOA美術館 - 絹本著色「愛染明王像」(図像、京都の愛染院に伝来:1327年頃の作)。
ボストン美術館 - 絹本著色「如来荒神曼荼羅図」。
➂建部大明神 建部大社 
滋賀県大津市神領一丁目16-1
建部大社(たけべたいしゃ)は、滋賀県大津市にある神社。式内社名神大社)、近江国一宮。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社。旧称は「建部神社」。
開運出世・必勝・厄除・災難除の神として崇敬されています。
主祭神
本殿:日本武尊 (やまとたけるのみこと)
本殿相殿神:天照皇大神 (あまてらすすめおおかみ)
相殿神は、天照皇大神でなく天明玉命(あめのあかるたまのみこと)とする場合も見られる。
権殿:大己貴命 (おおなむちのみこと)
大神神社大和国一宮)からの勧請。
御利益
本殿 日本武尊(やまとたけるのみこと)
御神徳 開運・出世・必勝・厄除・災難除
権殿 大己貴命(おおなむちのみこと)
御神徳 縁結び・商売繁盛・家内安全・病気平癒・醸造
源頼朝は源氏再興の宿願成って、建久元年(1190年)右大将として上洛の際、再び社前で祈願成就の神慮に対し、幾多の神宝と神領を寄進して奉賽の誠を尽くされたのです。
出世開運、除災厄除、商売繁盛、縁結び、医薬醸造の神として広く崇敬される。
➃気多(けた)大明神(阿弥陀如来) 石川気多大社
気多大社(けたたいしゃ、正式名:氣多大社)は、石川県羽咋市寺家町にある神社。式内社名神大社)、能登国一宮。旧社格国幣大社で、現在は神社本庁に属さない単立神社。旧称は「気多大神宮」。
概要
能登半島の付け根、羽咋市北方に日本海に面して鎮座する。祭神の大己貴命は出雲から舟で能登に入り、国土を開拓したのち守護神としてこの地に鎮まったとされる。古くから北陸の大社として知られ、中世・近世には歴代の領主からも手厚い保護を受けた。
現在は本殿など5棟の社殿が国の重要文化財に指定されているほか、国の天然記念物の社叢「入らずの森」で知られる。
◆祭神
祭神は次の1柱。
大己貴命(おおなむちのみこと)
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、またの名を大国主神(おおくにぬしのかみ)で大国主神と言えば、出雲大社でもお馴染みの縁結びの神様。数多の困難を乗り越えて須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と結ばれたエピソードが有名ですね。
龍の頭の形に似ていることから縁起がいいとされる能登半島。そのちょうど首の付け根の辺り、金沢から車で約1時間の距離にあるのが能登国一宮として名高い気多大社
その名の通り、「氣」が多く集まる石川県屈指のパワースポットで、特に縁結び、復縁、恋愛成就、安産にご利益があり、ご縁を求めて県内外から女性を中心に参拝客が引きも切りません。
気多大社では、毎月1日に「ついたち結び」(心むすび祭)という無料の縁結び祈願が受けられます。ついたち結びに参加できない方もメールを送れば、縁結びの祈願をしてもらえます。
当日午前8時30分までに受付をした先着100人までなら誰でも無料で参加することができるので(しかもお持ち帰り用の御札付き!御札は自宅の好きな場所に置いておきます)、例え朝が苦手でも早起きして行く価値があるイベントです。
帰る前には大切な御守りを買うのを忘れずに!前出のハート形の縁結び絵馬(300円)のほか、心むすび絵馬(500円)、心むすび守(500円)、良縁的中守(500円)など色々揃っていますが、おすすめなのが参拝した人しか購入できない福縁的中守ときれい結び守(各2,000円)。
他の御守りより高いのは祈願料が入っているから。御守りには祈願シールが付いていて、シールを受けた人の名前は気多大社本殿にあげられ、1年間神職の方が毎日お祓いしてくれるのです。
素直さ、純粋さ、若々しさなどを取り戻せる。
境内には明るく軽やかなパワーが満ちている。
年上の男性との縁結びに有効。
外敵の侵入を防ぎ内を固める。
すべての凶を吉に変える。
悪因縁を解消してくれる。
霊の能力、内面の力を引き出してくれる。
「むすび神苑」という石がある。縁結びの祈願後、小石を積むと願いが叶うという。
国造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰されています
境内には「入らずの森」と呼ばれる、誰も入ってはいけないとされる広大な社叢があります。誰も入っていないので昔のままの原生林の姿が残る、日本でも数少ない場所です。
●鵜祭(うまつり)は、12月8日 - 16日に行われる古式な祭。
赴参氣太神宮行海邊之時作歌一首
 志雄路から 直越え来れば 羽咋の海 朝なぎしたり 船楫もがも
 しをぢから ただこえくれば はくひのうみ あさなぎしたり ふなかぢもがも
大伴家持、『万葉集』巻17 4025番

 

9月13日ブッダの教え一日一話 「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」&毎月13日は➀虚空蔵、➁日蓮聖人、➂松尾大明神、➃稲荷大明神の縁日

☆彡ブッダの教え一日一話

五蘊盛苦(ごうんじょうく)

この身体と、快不快を伝達する神経組織と、

過去を蓄える記憶システムと、心身の電磁気エネルギーと、

情報インプット機能。

君を作るこの五つの部品のどこを見ても、

すべてが苦しみに満ち溢れている。

 

長部経典「大念処経」

 


以上は小池龍之介著 「超訳ブッダの言葉」より一部抜粋&加筆

 

 

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毎月13日は➀虚空蔵、➁日蓮聖人、➂松尾大明神、➃稲荷大明神の縁日です。
➀『虚空蔵の縁日』 :
「虚空蔵(こくぞう)菩薩」の縁日です。
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は十三仏の33回忌導師。三十日秘仏の十三日仏。
虚空蔵菩薩はバリエーションが多い仏さまです。冠に五仏をつけ右手に剣を持っているあたりが特徴です。左手には宝珠または宝珠を乗せた蓮華を持っています。
虚空蔵は、智慧と財宝が収まっている蔵を意味します。智恵と福徳の仏様です。
京都嵐山嵯峨野の「法輪寺」、福島県柳津の「円蔵寺」、茨城県東海村の「日光寺」が日本の三虚空蔵とされています。
地蔵菩薩像の「地」に対して虚空蔵菩薩像は「天」を象徴する仏で、天台宗と密接な関係があり、また、「星」を象徴する神であるとも言われます。
虚空蔵菩薩真言を100万回唱える「求聞持法」は記憶力を飛躍的に増大させる秘法とされています。
虚空蔵菩薩の名は、知恵・福徳・音声を授けること広大無辺であり、あたかも虚空(大空・空間のこと)がすべての物を包蔵する様である事に由来します。
◎1月13日は「初虚空蔵」です。
特に◎4月13日の、「法輪寺」の「十三参り」が有名で、十三歳の少年少女が盛装して参拝し、十三品の菓子を買って虚空蔵に供え、その後に家に持ち帰り、家中の者に食べさせる風習が残っています。
十三詣り
★十三詣りあるいは十三参り(じゅうさんまいり)
十三詣りは旧暦の3月13日前後 (新暦の3月13日から5月13日)に、男女とも数え年13歳でおこなう祝いである。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業して中学校に入学する春に寺社に詣でる形式が一般的。
特に京都嵯峨の虚空蔵法輪寺における虚空蔵菩薩への「十三参り」は有名である。虚空蔵菩薩は十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩とされる。これに因み別名、知恵詣りまたは智恵もらいとも云う。

日蓮=日蓮聖人の御回向日 
鎌倉時代の僧で日蓮宗(法華宗)の宗祖が日蓮聖人です。毎月13日は御回向日 
日蓮(にちれん、貞応元年(1222年)2月16日 安房 - 弘安5年(1282年)10月13日武蔵)は、鎌倉時代の仏教の僧。鎌倉仏教のひとつである日蓮宗法華宗の宗祖。滅後に皇室から日蓮大菩薩後光厳天皇、1358年)と立正大師大正天皇、1922年)の諡号を追贈された。
12歳のとき,安房名刹・清澄山の道善房の弟子となり,16歳で出家,是聖房蓮長と名乗る。のち鎌倉,京都,高野山,四天王寺,興福寺,延暦寺に遊学,ついに釈尊の出世の本懐は一切経のなかでただただ法華経にある,だから諸経を捨てて専持法華経,その法華経の眼目である題目を専唱すると,善悪人・男女・老若・俗世の貴賤や貧富の差別なく,すべての人は成仏できるとの確信に到達した。
鎌倉新興仏教第1段階の栄西法然,第2段階の道元親鸞に続き,第3段階に一遍と同時期に活躍した。
日蓮は16歳で出家,伝統的仏教の教理に疑問をいだき,鎌倉,京畿,比叡山などで諸教学を学んだ。その後,故郷に帰って『法華経』を通じ真の仏教を知りうるという確信に基づいて,南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)と初めて唱え、『法華経』の伝道を宣言し、日蓮と称した。
浄土教,禅などの教理を激しく批判したため,種々の迫害を受けた。
また,『立正安国論』を書き北条時頼に送ったが無視された。のち鎌倉で人々に迫害され,捕われて伊豆の伊東に流され、やがて許された。
その後,いわゆる小松原の法難 ,竜口の法難 などにあい,佐渡に流され,文永 11 年に許されて鎌倉に帰った。やがて身延山に隠棲したが,絶えず布教に努めた。弟子には六老僧など重要な人物が多い。主著はほかに『守護国家論』『観心本尊鈔』『撰時鈔』『開目鈔』。
われ日本の柱とならん,われ日本の眼目とならん。われ日本の大船とならん(「開目鈔」)
※御回向とは「回り差し向ける」という意味で、僧侶や自分が修得した善根の功徳を他に回し向けることを言います。現在では、成仏を祈って死者を供養することを回向ということも多く、回向文(えこうもん)を唱えること、またその文章自体を回向という場合もあります。
➂松尾大明神 松尾大社
松尾大社(まつのおたいしゃ/まつおたいしゃ)は、京都府京都市西京区嵐山宮町にある神社。式内社名神大社)で、二十二社(上七社)の一社。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
概要
京都市西部、四条通西端に位置し、東端の八坂神社(祇園社)と対峙して鎮座する。元来は松尾山(標高223メートル)に残る磐座での祭祀に始まるとされ、大宝元年(701年)に文武天皇の勅命を賜わった秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勧請して社殿を設けたといわれる。
その後も秦氏(はたうじ)により氏神として奉斎され、平安京遷都後は東の賀茂神社賀茂別雷神社賀茂御祖神社)とともに「東の厳神、西の猛霊」と並び称され、西の王城鎮護社に位置づけられた。中世以降は酒の神としても信仰され、現在においても醸造家からの信仰の篤い神社である。
境内は、神体の松尾山の麓に位置する。本殿は室町時代の造営で、全国でも類例の少ない両流造であり国の重要文化財に指定されている。また多くの神像を有することでも知られ、男神像2躯・女神像1躯の計3躯が国の重要文化財に、ほか16躯が京都府指定有形文化財に指定されている。そのほか、神使を亀とすることでも知られる。
社名
社名は、古くは『延喜式神名帳に見えるように「松尾神社」と称された。天平2年(720年)「大社」号を許されたが、明治維新の後、旧の「松尾神社」に復した。戦後の昭和25年(1950年)8月30日ふたたび「松尾大社」として現在に至る。
「松尾」の読みは、公式には「まつのお」であるが、一般には「まつお」とも称されている。文献では『延喜式金剛寺本、『枕草子』、『太平記建武2年(1335年)正月16日合戦事条、『御湯殿上日記』明応8年(1499年)条等においていずれも「まつのお/まつのを」と訓が振られており、「の」を入れるのが古くからの読みとされる。
祭神
主祭神は次の2柱。
大山咋神(おおやまぐいのかみ)
中津島姫命(なかつしまひめのみこと) - 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の別名とする。
延喜式神名帳において「松尾神社二座」と見えるように、松尾大社の祭神は古くから2柱とされた。
稲荷大明神 京都伏見稲荷
伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、京都市伏見区深草にある神社。旧称は稲荷神社。式内社名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁に属さない単立神社。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする。本殿右には稲荷神明水がある。
全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社である。初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集める(日本国内第4位〔2010年〕)。現存する旧社家は大西家。
祭神
祭神は以下の五柱。これらの神々は稲荷大神の広大な神徳の神名化とされている。
主祭神である宇迦之御魂大神を中央の下社、佐田彦大神を中社、大宮能売大神を上社に据え、明応8年(1499年)に本殿に合祀された左右の摂社、田中大神・四大神とともに、五柱の神を一宇相殿(一つの社殿に合祀する形)に祀っている。
宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ) - 下社(中央座)
佐田彦大神 (さたひこのおおかみ)- 中社(北座)
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) - 上社(南座
田中大神(たなかのおおかみ) - 下社摂社(最北座)
・四大神 (しのおおかみ) - 中社摂社(最南座
稲荷神は元来、五穀豊穣を司る神であったが、時代が下って、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになった。
商売繁盛の神様で有名なお稲荷さんですが、元々は五穀豊穣(米など)の神様であり、その五穀を食べるすずめを退治するために、すずめの焼き鳥が出来ました。
お稲荷さんには沢山の朱色の鳥居とお使いのきつねの石像があります。 昔から米などを食い荒らす野ネズミをとったキツネを五穀豊穣の神様の使いと親しまれてきました。 きつね煎餅は参拝客にとって直会や参拝の記念品として、また御利益の御裾分けとしてお土産として喜ばれています。
◆日本3大稲荷
大日本史』等の歴史書や稲荷信仰事典では、総本社の伏見稲荷大社のほか祐徳稲荷神社豊川稲荷を日本三大稲荷としている。その他の文献には笠間稲荷、竹駒神社最上稲荷などが候補に上がる。
◆主な稲荷
伏見稲荷大社  京都市伏見区
豊川稲荷    愛知県豊川市
祐徳稲荷    佐賀県鹿島市
笠間稲荷    茨城県笠間市
最上稲荷    岡山県岡山市
竹駒神社    宮城県岩沼市
千代保稲荷   岐阜県海津市
瓢箪山稲荷   大阪府東大阪市
草戸稲荷    広島県福山市

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小池龍之介のプロフィール
小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ、1978年(昭和53年)12月15日 - )は、日本の初期仏教の僧。月読寺住職、浄土真宗系単立寺院沙光山正現寺住職。
人物
大阪府生まれ。山口市立川西中学校・山口県立山口高等学校を経て、東京大学教養学部卒業。大学ではドイツ地域文化研究分科で西洋哲学を専攻。
その後、浄土真宗本願寺派教師課程で教師資格を取得。僧侶派遣アルバイトなどを経て、実父・小池法雄が住職を務める山口市浄土真宗本願寺派正現寺副住職を務めていた。2010年(平成22年)に父の後任の住職に就職するため、住職申請を行ったが、本願寺派の教義に反した活動・出版をしたとして、不許可処分を受ける。そこで、宗派離脱の通知を行ったところ、2011年(平成23年)1月7日付で、月読寺の運営が、宗教法人浄土真宗本願寺派僧侶規程(宗則第9号)第12条の2に当たるとされ、破門処分を受け僧籍削除となる。同年、山口県知事から単立宗教法人化の規則変更の認証を受け宗派離脱した正現寺の第22代住職並びに同寺を運営する宗教法人の代表役員に就任。
2003年(平成15年)にウェブサイト『家出空間』および寺院とカフェを融合させた『iede cafe』を立ち上げる。現在では一般向けの坐禅指導のほか、執筆活動も積極的に展開している。
自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている。ただし、住職を務める正現寺での、葬儀・年忌法要では、浄土三部経や般若心経を用いる。
◆経歴
大阪府の中学校教諭の家に生まれる。11歳の時、父が寺の住職として働くことになった山口県山口市に転居。留年を経て東京大学教養学部地域文化研究学科ドイツ地域文化研究分科を卒業し、卒業後は寺院に勤務。
東大時代、学生結婚をしていたが離婚。
著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している。
大学在学中に、乱れた生活を咎める父から勧められマハーシ・サヤドウ長老派の瞑想を開始。
2007年(平成19年)から2008年にかけて約1年半、坐禅・瞑想の修業を各地(東京、山口、タイ、京都)にて行う。
原始仏典に基づいた観察(ヴィパッサナ)、集中(サマタ)の瞑想の指導を行う。
2011年(平成23年)、父の後を継ぎ浄土真宗正現寺第22代住職に就任。被包括関係を廃止した宗教法人の代表役員に就き、浄土真宗本願寺派僧籍除籍。
著書
単著
『「自分」から自由になる沈黙入門』 幻冬舎、2008年。ISBN 978-4-344-01478-7。
『偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル』 サンガ、2008年。ISBN 978-4-901679-91-6。 のち小学館文庫 
『煩悩(ストレス)フリーの働き方。』 ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13120-6。 のち角川文庫 
『煩悩リセット稽古帖』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-682-5。
『「自分」を浄化する坐禅入門』 PHP研究所、2009年。ISBN 978-4-569-70550-7。 のち文庫 
『恋愛と結婚の呪縛をとくお稽古帖』 主婦と生活社、2009年。ISBN 978-4-391-13724-8。
『読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」』 三笠書房〈王様文庫〉、2009年。ISBN 978-4-8379-6507-7。
『仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル』 サンガ、2009年。ISBN 978-4904507414。
『もう、怒らない』 幻冬舎、2009年。ISBN 978-4-34401742-9。 のち文庫 
『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。ISBN 978-4-88759-783-9。
『考えない練習』 小学館、2010年。ISBN 978-4-09-388106-7。 のち文庫 
『お坊さんが教える イヤな自分とサヨナラする方法』 PHP研究所、2010年。ISBN 978-4-569-77892-1。
『坊主失格』 扶桑社、2010年。ISBN 978-4-59406261-3。
ブッダにならう 苦しまない練習』 小学館、2011年。ISBN 978-4-09-388182-1。 のち文庫
『3.11後の世界の心の守り方 「非現実(ヴァーチャル)」から「現実(リアル)」へ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-7993-1036-6。
『平常心のレッスン』 朝日新聞出版〈朝日新書〉、2011年。ISBN 978-4-02-273418-1。
『恋愛成就寺』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4-7993-1156-1。
『「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本』サンガ新書 2012
『"ありのまま"の自分に気づく』角川SSC新書 2014
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書 2014
『そこにはいないよ』作・絵 金の星社 2014
『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた』小学館 2015
『もやもやスッキリ絵巻』KADOKAWA 2015
共著[編集]
宮崎哲弥共著 『さみしさサヨナラ会議』 角川書店、2011年6月。ISBN 978-4-04-885088-9。 のち文庫 
『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』本田直之,ちきりん,平田オリザ,竹中平蔵,原田泳幸,村上憲郎共著 講談社 2013
翻訳
超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年。ISBN 978-4-88759-958-1。

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