6月4日は最澄(天台宗開祖)の忌日、&今日の一言 ブッダの言葉
『我生まれてより以来、口に粗言なく、手にちばつなし。』
最澄は空海と並ぶ日本古代の名僧である。桓武天皇はこの二人を派遣し、密教を極めさせたのだから、的確な人選だったのだろう。
とはいうものの、後に二人の仲は疎遠になり、それぞれ最澄は天台宗、空海は真言宗の開祖となった。
最澄は比叡山に延暦寺を立て、空海は高野山に金剛峯寺を立てる。
この言葉は「私は生まれてこのかた、荒い言葉で叱ったことも、むちで打ったこともない」という意味で、修行僧への体罰を厳しく禁じた。
しかし、1200年後未だに体罰は絶えない。
以上は 大橋巨泉著 366日命の言葉 より一部抜粋
☆彡6月4日 今日の一言 ブッダの言葉 ☆彡求めない
『欲にかられた思考が渇愛を巨大化させる』
欲にかられて、ああだこうだと考えすぎると、思考回路が目詰まりする。
欲に取りつかれた思考のせいでストレスが生じているのに、
そんな思考を「これは良いものだ」と正当化するなら、
君の渇愛はより一層巨大になってゆくだろう。
法句経349より
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