終活・生活・再生日記 「夢幻」

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毎月15日は水天と妙見の縁日です。縁日と功徳

毎月15日は水天と妙見の縁日です。縁日と功徳

 

縁日【えんにち】とは普段より以上に御利益を受けられ、願い事が叶うと信じられている日。パワーアップデイともいえる。

(実際に叶うかどうかは不明である。一般的に実現すると信仰が厚かったといい、実現しない場合には信仰が足りないといわれたりする。)

 

日常的に神仏を信じなくてもこんにち、自分が生を受け、無事であることに感謝して、参詣することは有意義なことではなかろうか。

 

縁日(えんにち)とは、神仏の降誕、示現、誓願などの縁(ゆかり)のある日、すなわち有縁(うえん)の日をのこと。

 

縁日には祭祀や供養が行われ、この日に参詣すると普段以上の御利益があると信じられた。特に、年の最初(または月の最初)の縁日を初(はつ)○○(初天神、初観音、初不動など。干支を縁日とする場合は初午、初巳など)と称し、年の最後の縁日を納め(おさめ)の○○または終い(しまい)○○と称される。

 

仏教では特別に霊験あらたかな仏菩薩が出現する日に,寺院に詣でて礼拝すれば,かならず功徳を生ずるという信仰が発達した。それが縁日で,縁とは,〈結縁(けちえん)〉または〈有縁(うえん)〉あるいは〈因縁(いんねん)〉のことで,特定の仏菩薩が,特定の日に,特別に霊験あらたかになるように信者の祈願と結びつくのである。

たとえば7月10日は観音の四万六千日(しまんろくせんにち)といって,この日に参詣すれば,その功徳は,4万6000回参詣したのと同じになると説かれたりしている。

縁日には縁起伝説によるものや、さらに忌み日をあてたもの、単に十二支によって数で日を示さないものなどがある。


かくて、8日の薬師、10日の金毘羅(こんぴら)、13日の虚空蔵(こくうぞう)、16日の閻魔(えんま)、18日の観音、21日の弘法(こうぼう)大師、24日の地蔵、愛宕(あたご)、25日の天満宮、不動は2、7、28日などと雑多になり、加えて甲子(きのえね)の日は大黒、寅(とら)の日は毘沙門(びしゃもん)、巳(み)の日は弁天、午(うま)の日は稲荷(いなり)とされた。

 

「朝に観音、夕に薬師」などといわれ、これらの縁日ごとに人気の高い神仏へ庶民の群参があったが、単にその日に参詣するだけでなく、地蔵講のように信徒が毎月24日に講を開く形もあった。むしろこのほうが縁日のあり方としては古いとみる考え方もある。

 

関西ではその前夜を縁日とよぶ習いがあるが、関東では普通その当日をいう。縁日は近世以来、レクリエーションの日ともなり、市(いち)が立ち、見せ物小屋が並び、夜店も出て、人々に親しまれ門前町に発展したところもある。

 

★功徳
功徳とは神仏の恵み。御利益(ごりやく)。
功徳とは善を積み,あるいは修行の結果,むくいとして得られる果報,恵みという意味で福徳,利徳,利益,神仏の恵みを指す。造寺,造仏,写経,祈禱などの善行為には,現在または未来において幸福,利益をもたらす能力があると考えられる。

※信仰とは
➀ 神仏などを信じてあがめること。また、ある宗教を信じて、その教えを自分のよりどころとすること。「信仰が厚い」「守護神として信仰する」
信仰のことを仏教においては「信心(しんじん)」と呼ぶことが一般的である。

② 特定の対象を絶対のものと信じて疑わないこと。
科学(科学への信仰は「科学信仰」「科学崇拝」あるいは「科学主義」などの呼称で呼ばれている。)
医療(医療への信仰は「医療信仰」の呼称が一般的。)
学歴(学歴への信仰は「学歴信仰」や「学歴崇拝」と呼ばれている。→ 学歴信仰が参照可)
特定のメーカーやブランドや「商品」「ブランド信仰」、ライフスタイルなど(例:「エバンジェリスト(アップル信者)」「ソニー信者」「ホンダ信者」「セガ信者」「シャープ信者(もしくはX68000信者)」「ムジラー(無印良品信者)」「スタバ信者」「モス信者」「ほっこりすと」「プレッパー」「フーリガン」「イルミネーター」「ホメオパスホメオパシー信奉者)」「モノノフ」「2ちゃんねらー」「マヨラー」「ハルキスト(村上春樹作品の熱烈な支持者)」「チャーケニスト(カルトTVアニメ「チャージマン研」マニア)」)

③対象
多神教アニミズムにおける神、自然物、自然の生物
神道における神
精霊(日本の天狗、東南アジアのピー、アラビアのジンなど)
自然崇拝:太陽、月、星、風、山(山岳信仰)、洞窟、鍾乳洞、海、泉、岩石
ヘビ、キツネ、クマ、ネコ、イヌ、オオカミ:トーテミズムにもとづく説明が可能な場合もある。

 


★主な縁日
元三大師 - 1月3日
宝生如来 - 毎月3日
阿しゅく如来(阿閦如来) - 毎月4日
弥勒菩薩 - 毎月5日
水天宮 - 毎月5日(毎月1日,5日,15日とする所もある)
薬師如来 - 毎月8日
金毘羅 - 毎月10日
虚空蔵菩薩 - 毎月13日
日蓮聖人 - 毎月13日
普賢菩薩 - 毎月14日
阿弥陀如来 - 毎月15日
閻魔 - 毎月16日
歓喜天(聖天) - 毎月16日
千手観音菩薩 - 毎月17日
観世音菩薩 - 毎月18日
七面天女 - 毎月18日[3],19日[4]
馬頭観音菩薩 - 毎月19日
十一面観音菩薩 - 毎月20日
准提観音菩薩 - 毎月21日
弘法大師 - 毎月21日
如意輪観音菩薩 - 毎月22日
不空羂索観音菩薩 - 毎月23日
勢至菩薩 - 毎月23日
八幡神 - 毎月23日
地蔵菩薩 - 毎月24日
愛宕権現 - 毎月24日
文殊菩薩 - 毎月25日
天神 - 毎月25日(天神祭
法然上人 - 毎月25日
愛染明王 - 毎月26日
不動明王 - 毎月28日
大日如来 - 毎月28日
釈迦如来 - 30日
妙見菩薩 - 毎月1日,15日
鬼子母神 - 毎月8日,18日,28日
稲荷神 - 午の日
摩利支天 - 亥の日
毘沙門天 - 1月,5月,9月の最初の寅の日
大黒天 - 甲子の日
弁才天(弁財天) - 己巳の日
帝釈天青面金剛 - 庚申の日

 

※「仏」とは、仏教における最高の存在であり、悟りを開いた者である仏陀如来)とする(狭義の仏)。しかし後に、仏陀に準ずる存在で悟りを開こうと修行している菩薩、密教特有の尊である明王、天部の護法善神などを含めた、仏教の信仰、造像の対象となる尊格を、広義の解釈として「仏」と総称するようになった。


☆彡毎月1日・5日・15日は、
●『水天の縁日』 : 
毎月の5日だけの所もあります。


水天は十二天・八方天の一つで、水を司り、旱天・洪水の難を守るという竜神で、降雨を祈る「水天法」の本尊です。


※「水天」は、水に縁のある神様で「海運業・漁業・水商売」等を加護し、また「安産の守り神」ともされています。

 

総本社は福岡県久留米市の「水天宮」で、平家の一族と共に壇ノ浦に入水した「安徳天皇」と「建礼門院」が祀られています。

 

 


東京中央区日本橋人形町/水天宮

 


また、東京日本橋の「水天宮」は、水難除け・安産・水商売の守り神として有名です。
安産の神ということから戌の日にも参拝者が多く、特に戌年戌月戌日と縁日が重なると「大戌」といって珍重されます。一方、密教では、西方を守護する神です。
 
☆彡毎月1日・15日は、
●『妙見の縁日』 : 
妙見(みょうけん・妙見菩薩の略)の縁日です。
1月1日の初詣は「初妙見」といって重んじられています。
※「妙見菩薩」とは、北斗七星を神格化した菩薩。


尊星(そんしょう)王、妙見尊星王、北辰(ほくしん)菩薩ともいわれます。
国土を守り、災難を除去し、敵を退け、または人の寿命を延ばす福徳ある尊像です。
古来、人間の一生は天文と関係していると考えられ、北半球では北斗七星がその中心とみなされていました。


これは、北斗七星が人の善悪の行為をみて、禍福を分け、死生を決めるものという、道教の思想から出たものと混交したものです。
密教系や日蓮宗系で祀(まつ)る事が多く、特に眼病平癒の為に修する法を妙見法といいます。


形像は二臂(ひ)像、四臂像、竜に乗るもの、手のひらの上や蓮(はす)の上に北斗七星を置くもの等がありますが、一面四臂で二手に日と月とを捧(ささ)げ、二手に筆と紀籍(鬼籍)を持ち、青竜の上に乗るのが代表的です。


妙見菩薩を祭っている神社としては、千葉市の「千葉神社」、岩手県奥州市の「日高神社」、岩手県九戸郡の「九戸神社」大阪府の「星田妙見宮」が有名です。

 


【星田妙見宮・星降り祭】公式プロモーションビデオ

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