終活・生活・再生日記 「夢幻」

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ダグラス・マッカーサーと「青春の詩」 【青春とは、心の若さである】

ダグラス・マッカーサーと「青春の詩」について

 

 8月30日はマッカーサー進駐記念日です。

連合国日本占領軍最高司令官・ダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に 1945年8月30日到着した。


マッカーサーと「青春の詩」
二次大戦終戦後、1945年9月27日に昭和天皇が,日比谷の占領軍総司令部にマッカーサー元帥を訪問し、天皇が始めて民間人と並んでツーショット写真を取られた部屋の壁に「青春」という英文の詩が掛けられていた。

 

マッカーサー元帥は、友人のJohn W.Lewis氏(コーネル大学教授)よりこの詩を贈られ、座右の銘として何時も執務室に飾っていた。

 

この詩を、ある日本人(岡田義夫氏説が有力:明24年埼玉県生れ元「東京毛織OB」)が見つけ、感動し、漢詩調に翻訳した。これが後に松下幸之助氏の眼に止まり、あるインタービューでこの詩の事を紹介し、雑誌に掲載され一躍有名になった。

 

 又、ロバート・ケネディーがエドワード・ケネディーへの弔辞にこのウルマンの詩の一節を引用した。

■サミュエル・ウルマン  Samuel  Ullman の詩「 Youth 青春」について
青春  岡田 義夫 訳 


青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。

 

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

 

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、希望ある限り若く 、失望と共に老い朽ちる。

 

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く に老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。  
 
※要約 「青春とは、心の若さである」 「想像力や情熱そしてチャレンジ精神を持ち続けている限り、その人の心は青春そのものである」。「若者よ夢や希望そして挑戦する気迫を持て」

若い方々にとっては良い教訓となり、年配の方には生きていく希望そして心のビタミン剤となることでしょう


原文
YOUTH
   Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.

   No body grows only by merely living a number of years; peoples grow old only by deserting their ideals. Years wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, doubt ,self-distrust, fear and despair-these are the long ,long years that bow the head and turn the growing spirit back to dust.

   Whether seventy or sixteen, there is in every being's heart the love of wonder, the sweet amazement at the stars and the starlike things and thoughts, the undoubted challenge of events, the unfailling childlike appetite for what next, and the joy and the game of life.

you are yang as your faith, as old as doubt ;
as young as your self-confidence, as old as your fear;
as young as your hope, as old as your despair.

   So long as your heart receives messages of beauty, cheer, courage, grandeur and power from the earth, from man and from the Infinite so long as your young.

  When the wires are all down and all the central place of your heart is covered with the snows of pessimism and the ice of cynicism, then you are grown old indeed and may God have mercy on your soul.


Given to Mc carthur some years ago by John
W. Lewist is based on a poem written by the late
Samuel Ullmann of Birmingham, Ala.


ダグラス・マッカーサー
ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur、1880年1月26日 - 1964年4月5日)は、アメリカの軍人、陸軍元帥。連合国軍最高司令官総司令部を務めた。アーカンソー州出身。ウエストポイント陸軍士官学校卒。


トレードマークはコーンパイプ。身長: 183 cm

 

ダグラス・マッカーサーは戦後の日本を平和的、民主的国家に導いた最大の功労者である。

もしマッカーサーが連合国軍最高司令長官でなかったならば日本は植民地化され、天皇制は廃止され、近代化は100年遅れたとさえ言われている。



第一次大戦に参加し,陸軍士官学校長,陸軍参謀総長を歴任。
1941年極東軍司令官となり,太平洋戦争ではマニラ防衛戦,レイテ島上陸作戦などを指揮。
1944年元帥。昭和20年連合国最高司令官として日本に進駐。総司令部(GHQ)を東京に設置し,日本の非軍事化と民主化をすすめた。朝鮮戦争の際,中国領への戦線の拡大を主張してトルーマン大統領に解任された。
1964年4月5日死去。84歳。
国際基督教大学(ICU)創設
国際基督教大学 (ICU) の創設にあたり、同大学の財団における名誉理事長として、米国での募金運動に尽力した。


●原爆投下について
マッカーサーは、広島長崎への原爆投下を批判している。元帥たる自身への相談なく行われた上、日本はソ連へ和平仲介を打診した1945年6月の時点で抗戦の意思がなく、戦略的に無用であると考えたためである。逆に戦略上の必要性があれば使うべきだと考えており、朝鮮戦争の際には原爆投下を立案したために司令官を解任されている。

 

☆彡マッカーサー語録
●「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」
●「軍人が国家に対してねだるようなことはしてはならない」

●「日本はただ国家防衛のために戦っただけである」
●「日本人は戦争以来現代史上で最も偉大な改心を経験している」
●「生きるにふさわしい者とは、死を恐れない者である」
●「この世に安全などない。ただ機会があるのみだ」
●「勝利する意志なくして戦争に突入するのは、致命的である」
●「戦争の究極の目的は勝つことであり決断を先延ばしにすることではない。戦いにおいては、代わりに勝利を収めてくれる代理人はいない」
●日本人は「12歳」発言
民主主義の成熟度について「アメリカがもう40代なのに対して日本は12歳の少年、日本ならば理想を実現する余地はまだある」と述べた。

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